あっという間に2週間に及んだ東京出張も終わり、ベイエリアに戻りました。今回は出張ですので、平日はホテルからオフィスに通勤してました。週末を挟みましたが、親がポリープ摘出の手術を受けるとかで顔見せに実家に帰省したのですが、手術は既に終わっておりピンピンしていました。なんだよ。
東京ではいろいろなものをいただきました。食べている時は、記事にしよう!と思うものの、喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもので、もうイチイチ書いてられないのでざっと紹介。
大阪風お好み焼き「きじ」と、広島風お好み焼き電光石火
東京滞在中、大阪風お好み焼ききじと広島風お好み焼き電光石火に。偶然にも、大学時代の友人が同じビルに勤務していることが分かり、昼飯を一緒に食べに行ったのが、きじというお好み焼き屋。一方の電光石火はミシュランガイドにも掲載された店で、そのお好み焼きの形がドーム状になっていて独特。
いきなりステーキ!
この店が話題になっていることは耳にしていたので、ある日のランチに、たまたま見つけた店舗にふらりと入ってみました。肉をグラム単位でカットしてもらい(目の前で切られる)、それが焼かれます。一番単価の高い国産和牛を食べてみましたが、正直、ゴムみたいな食感でちょっと残念。
田酔(人形町)
昔の友人に、神田にステイしていることを話したら、人形町界隈のオススメの店を教えてもらいました。その一軒、田酔に閉店10分前に入らせてもらいました。ジャズの流れる席数少ない焼き鳥屋でしたが、若い店長が上品に一本一本焼いてくれた串はどれも絶品でした。人形町界隈、はじめて足を踏み入れましたが、老舗と新しい店舗が混在する面白いエリアでした。またぜひ足を運びたいです。
他、キテレツ、いま村という2店も紹介してくれましたが、この2店はどちらも営業終了していたので、今回は田酔に。
天ぷら つな八(新宿)
せっかくだからベイエリアで食べられないような美味しいもの食べておかなくては…と、新宿を歩いていた時に通りかかった店、天ぷら つな八に。昨今、スマホで店の評判が調べられるので便利ですよね。
一品一品丁寧に揚げてもらった天ぷら、なかなかの絶品でした。
そば みなとや2
一説では、”蕎麦界の二郎”(ラーメン二郎のこと)と呼ばれているそうで、同僚が日本でしか食えないものを…と連れて来てくれました。丸の内店は、高層オフィスビルの一階にあるのですが、店舗には看板も何もありません。入口にも何も書いてありません。窓はマジックミラーになっていて、外からは中の様子が伺えません。入口前には千円札のみ受付ける券売機がありますが、メニューもなにも書いてありません。
なんとも不思議な店舗です。中に入ると、壁も床も一面真っ黒。大きな立ち食いテーブルがひとつあるだけで、そのテーブルも真っ黒。カウンターで食券を渡すと、どんぶりに蕎麦、肉、ネギ、そして海苔が山盛りに盛られ、そしてツケだれと共に渡されます。
蕎麦は今まで食べた蕎麦の中で一番コシがあってびっくり(言い換えると硬い…)。ツケだれは出汁ベースにラー油か何かが入れられていて、ピリ辛のエスニック風な味わいでした。これがまたなかなかうまくてびっくり!
羽田空港で串揚げ
いつもそうなんですが、出発前は羽田空港でゆっくり食事したいなんて思うものの、なかなかそうは行かないんですよね。この日も何か美味いものをと思いつつ、搭乗開始までそれほど時間もない。店が空いていて、早く食べられそうなもの。で、見つけたのが串揚げ屋。
カウンターで店主と話しながら日本最後の晩餐を手短に済ませました。しかし、今時の店主は英語も話せるんですね。隣にいた外国人客になんの串なのか丁寧に説明していました。
上記は写真にあげたものですが、他にも、吉祥寺の魚金(西洋風魚貝料理)、もつ鍋、Coco壱番屋、そして、東京駅周辺での同僚とのランチ各種、などなど、多種多彩なものをいただきました。
基本どれも美味かったし、高いものはそれなりのクオリティですし、安くても(ランチなんて1000円前後)十分美味いものばかりで改めて東京クオリティの高さに驚きました。
が、一点だけいただけなかったものが…
大学時代の友人と急遽会うことになり、新橋駅前で落ち合い、ニュー新橋ビルの地下街へ。ここは小さな飲食店が軒を並べているのですが、大半が中国・台湾・韓国系の店らしく、日本語カタコトのスタッフが呼び込みをしてきます。
そんな中、秩父という居酒屋がありまして、そこのおかみさんが店の前を通りかかった僕たちを捕まえて愚痴ってきました。
「最近はね、この周りも中華系の店が増えちゃってね、もうウルサイったらありゃしない」
「うちの板前は年季の入った日本人板前だから、他の店とは全然違うよ」
で、地下街をウロウロと2-3周してから、やはり「秩父」にしようかということになり店に入って、アペタイザー数品をオーダーしたのですが。
出て来た焼き鳥がもうカピカピで、なんじゃこりゃな一品でした。こんなの出していて「うちは日本人板前がー」なんて良く言えたものだと。
なので、この店は、アペタイザーだけで終了~。
東京駅地下街なら行き当たりばったりで入ってもまず失敗しなさそうですが、ニュー新橋ビルの地下街はそうではなかったというお話でした。
ただ、秩父の食べログ評価を見てみると、そんなに低い訳でもない。たまたま運が悪かった?
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