San Mateoのダウンタウンには、最近一風変わったお店がオープンしていますが、今年2月にオープンしたホットドッグ屋もそんな変わったお店です。この店、何が変わっているかというと、 "Japanese Style Hotdog" を提供する店なのだそうで。店名も Takuya。
お店があるのは、4th Street。
Japanese Style Hotdogって何?って思ってしまいますが、独断と偏見で僕なりに解釈させていただくと、「ベイエリア在住の非日本人が思い描く日本的な食べ物をホットドッグにトッピングできる店」とでも言いましょうか。
土台は普通のホットドッグですが、そこに、たこ焼き、カニカマ、焼きそば、キムチ、ウナギ蒲焼タレ、マヨネーズ、テリヤキソース、…といったアイテムをトッピングできるホットドッグ店のようです。
自分で好きにトッピングを選ぶこともできますが、初回ということでメニューにあった"タコ" (たこ焼きトッピング)をオーダーしてみました。この一品、ビーフソーセージの上に、タコヤキ、ワサビマヨネーズ、蒲焼ソース、ふりかけ、鰹節、海苔がトッピングされています。
たこ焼きは、このあたりの日本食スーパーで買える冷凍たこ焼きが半分にカットされ油で揚げてありました。
タコホットドッグの単品価格は $4.25 。ワサビマヨネーズのピリカラな刺激と甘いウナギ蒲焼タレの組み合わせはなかなかに美味しく、日本人にも受け入れられる味ではありますが、まぁ、話題として一度食べておけばいいかなー的ではあります。
ちなみに、Yelpのレビューには、オーダーしてから出てくるまでが非常に遅い!なるコメントがありましたが、僕がオーダーした際は、それほど待たされずに出てきました。
ホットドッグの他に、こういった変わりネタをご飯の上に持ったボウル(どんぶり物)も提供しているようで、(ホットドックよりは)ボウルの方がお腹が満たされるとYelpに書かれていました。確かに、ホットドッグは小さくて、小腹が空いた程度なら十分ですが、食事としては不十分かな。
Takuyaという店名から、日本人オーナーかなとも思ったのですが、キムチをトッピングに加えてあるあたりに、ひょっとすると韓国系なのかもという気もしなくもありません。この日、僕が訪れたSan Mateoの店舗で働いていた方々は皆さん中国語を話していました。San Franciscoにも店舗があるそうですが、そちらはどうなんだろう?
と思ってちょっと調べてみたら、Hoodlineにこの店の記事を発見。オーナーは "Cyrus Takuya"という名前で、ベイエリアに6店舗のレストランを経営しているそうな。
その6店舗のうちのひとつが、Valencia St.の "Sugoi Sushi" なんだそう。
Sugoi Sushi っていうネーミングセンスからして、この人は日本生まれの日本人ではないのだろうな…(ひょっとして、裏の裏をかいてる?) で、名前でググってみたところ、どうやら中国系の様子でした。
205 E 4th Ave, San Mateo, CA 94401
Takuya
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