海外からアメリカに来て合法的に働いている人はソーシャルセキュリティ番号(Social Security Number または 社会保障番号。SSNと略)をみんな持ってます。というか、SSNがないと働いてはいけないのです。アメリカ人なら赤ちゃんでも簡単にもらえます。でも、911テロ以降、外国人が取るのは厳しくなってます。就労ビザを持って、アメリカに働きに来ている人は取れるんだけど、その家族は普通取れません。ここでは、E-2ビザの配偶者がSSNを取る方法について説明します。たとえば、E-2ビザでアメリカに働きに来ている場合、就労者本人だけじゃなく、家族全員のビザも同様にE-2になってるはず。それでも働けるのは本人のみ。たとえば旦那さんの海外駐在のために家族全員がE-2ビザを持ってる場合でも、奥さんはアメリカで働くことができないのです。そのために、奥さんにはSSNは普通発行されません。だけど、働く・働かないに関係なく、SSNがあるといろいろ便利。アメリカで銀行口座が開設できるし、携帯電話を契約するのだってSSNが必要。(SSNがなくても買える携帯電話はあるけど、保証金が必要だったりして面倒。ちなみにApple iPhoneは契約にSSNが必要)はたまた、衣服などのショップのメンバーズクラブに入るのにもSSNが必要な場合がある。(メンバーズクラブにはいると割引特典があったりするのよね)というわけで、私(E-2ビザホルダー)のお嫁さんがSSNを取得したときの手順をここで紹介するね。必要なもの

  • E-2ビザ
  • クレジットカード
  • インターネットアクセス環境

大まかな流れ※まず、申請者がE-2ビザを持っていることが前提。

  1. 労働許可証を取得する。
  2. SSNを取得する。

労働許可証を取得するまずはオンラインで労働許可証(Employment Autherization)を申請する。申請方法は下記の通り。

  1. ここをクリックして、USCIS (U.S. Citizenship and Immigration Services)の電子申請サイトに行く。
  2. 上記サイトにログインし、I-765 を申請する。申請には、$340が必要なので、クレジットカードにてオンライン決済をする。
  3. その後、USCISにてBiometrics Dataを登録に行く。
  4. 下記の書類を用意する。Principleの
    • I-94のコピー
    • パスポートの写真部分のコピー
    • ビザのコピー
    • 入出国記録のコピー(パスポート内の出入国時に押されたスタンプのあるページ全部)

    Spouseの

    • I-94のコピー
    • パスポートの写真部分のコピー
    • ビザのコピー
    • 入出国記録のコピー(パスポート内の出入国時に押されたスタンプのあるページ全部)

    それ以外にも、下記の書類も用意する。

    • 戸籍謄本(spouseとの結婚を証明する書類として使用)
    • 上記戸籍謄本の英語訳
    • 戸籍謄本の英語訳が正しいことを第三者が証明したもの

これらをそろえて、後日送られてくる書類と、Biometric データを登録した日付を書き込んで送ればOK。送るときはちゃんと配達証明ができるものにしよう。しばらくすると、労働許可証が送られてくる。SSNの取得労働許可証があれば、あとはSocial Security Officeに行って、Sorcial Security Cardを申請できる。申請にあたって、下記のものを持参していく。

  • フォーム
  • 労働許可証
  • パスポート(本人の確認、I-94およびE-1のビザをこれで確認する)

ここまでできれば、後日SSNが自宅に送られてくるよ。シンプルに書いたので、わかりにくいところもあるかも。そんなときはメール or コメントで質問くださいね。参考サイト

投稿者: Sunny Californi... 投稿日時: 2007年8月28日(火) 23:42