4歳半を過ぎたぴろ子、そろそろスキーもできるようになったかな?と先日、2週連続でスキーに行ってきました。
今年第1回目のスキーは2月7日(日)に日帰りで、
第2回目のスキーは2月13日~15日まで2泊3日で行ってきました(スキーしたのは土日の二日)。
まずは第1回目の2月7日の日帰りスキーです。
今年の2月7日と言えば、スーパーボウルの日。アメリカ最大のスポーツイベントのこの日は誰も彼もがアメリカンフットボールのチャンピオンを決める試合に熱中するので、スキー場やゴルフ場が空くと言われています。
そこで、この日に急遽日帰りでスキーに行くことにしたのですが、その前日2月6日が僕の所属するオーケストラの本番だったため、翌朝比較的ゆっくりめに出て午後だけスキーするつもりで出発。
行ったのは、Tahoe Donner Downhill Skiというスキー場。ここは半日券があり(と言っても、一日券 $49 で半日券が $41 とそれほど大差ない)、更に6歳以下は無料というスキー場。スキーレンタルはスキー場ですると高いので、その途中にあるレンタルショップで済ませました(スキーレンタルは、大人 $15、子供 $10と格安)
スキー場自体は小規模なスキー場だけど、初心者の練習には最適なスキー場だと思います。
スキー初心者練習用のベルトコンベアがあるスロープがあり、またペアリフトのある初級者用スロープがあります。この初級者用ゲレンデはなかなか綺麗な一枚バーンで、変にうねっていたりしないので、初心者の練習には適しています。
このスキー場には、その他に4人乗りクワッドリフトが1つあり、そこからは初級者、中級者、上級者と異なるコースがあってベースまで降りてこられますが、上級者コースは物足りない感じで、基本、初級から中級に適したスキー場と言えます。
さて、ぴろ子ですが、スキー場についてスキーを履かせると、リフトを指差して、「あれに乗る!」とやる気満々。二人乗りリフトは、オークランド動物園やサンタクルズのボードウォークで乗っているので、それと同じような感覚でいるのでしょう。が、さすがにスキーを履いてのリフトは事情が異なるので、まずはベルトコンベアに乗せました。
今回は子供でも比較的簡単にスキーができるという小道具を二つ用意していました。
ひとつはハーネス。ハーネスをつけた子供はスキー場で比較的よく見ますが、このハーネスがちょいと違うのは、ハーネスをつける先が子供の腰ではなく、足であること。
Amazonレビューでこのハーネスの評価が高いので、こちらを選びました。
スキーは足でするものなので、足にハーネスを結わえた方が理にかなっているのかなと思います。
腰を引くタイプだと子供が後傾になりやすいというのも聞きます(その点、こちらの方が前傾姿勢をとりやすいかと)。また、ハーネスを握る親は、子供の足をある程度コントロールすることができるので(右足を前に出したり、左足を前に出したり)、簡単にターンさせることができるようなことが説明書には書かれていました(そこまで簡単だとは思えないが)。
短所は、もし、親が転ぶと子供は顔面から転んでしまうということ(初心者コースでそうそう転ぶことはないでしょうが)。それと、腰や肩に結わえるハーネスだと子供が転んだときに、そこを握って立たせることができるけど、そういうことはこのタイプではできません。
もうひとつは、スキーの先端を近づけてボーゲンの形を作りやすくするEdge Wedgeというアイテム。
これを使うと、はなっからボーゲンができるのですぐ滑れるよと友人に聞いて用意してみました。
まずは、この両方をつけてぴろ子にスキーをさせてみました。すると、ちゃんとスキーはボーゲンの形になるし、ハーネスのお陰でスピードもコントロールできるため、親も楽チン!これは良いものを見つけました。
良く観察してみると、ぴろ子のスキーの先端を結ぶEdge Wedgeはたるんでいます。これならEdge Wedgeなしでもボーゲンができるのでは、と、2本目はEdge Wedgeなしのハーネスのみでスキーさせてみたら、ちゃんと滑れています。なので、その後はハーネスのみでスキーをさせました。
ベルトコンベアを3本滑ったあとで、ペアリフトにも乗せてみましたが、ちゃんとリフトからも降りることができ、山頂までのリフトも利用でき、ぴろ子もスキーを満喫してとても楽しんでくれていました。
という訳で、2016年度の初スキーは大成功に終わりました。行きも帰りも渋滞はなく、かみさんも僕もスキーを楽しめた快適なスキー日帰り旅行となりました。
そして、その翌週、アメリカはプレジデントデーで月曜日学校が休みとなる3連休(が、僕は会社があったので有給申請)。そこで、タホのロッジを借りて友人家族らとスキーに行きました。
ロッジは広くて快適。ロッジ裏は雪の斜面で子供たちはそり遊びやかまくらつくりを楽しみ、真っ暗になっても家に戻りたがらない程に夢中で遊んでいました。朝からご飯はかまくらの中で食べたいとせがまれました(失笑。
土曜日は移動だけして、スキーをしたのは、日曜日と月曜日の両日。
日曜日はDonner Ski Ranchで、月曜日は再びTahoe Donner Downhill Skiで滑りました。
Donner Ski Ranchは見た目よりも意外と大きなスキー場でしたが、初級者用斜面はややうねっているため、練習にはTahoe Donnerがお勧めです。なぜ、Donner Ski Ranchを選んだかというと、ここにはタイヤチューブができるエリアがあって、子供たちがスキーに飽きたらそっちで遊ばせようと思ったから。でも、子供たちはスキーに集中して、タイヤチューブには全く行きませんでした(タイヤチューブの存在を教えていたら話は変わっていたかも?)。裏山でのそりやかまくら等の雪遊びで十分に満足していたとは思いますが。
土曜日、ぴろ子は前回同様に、ハーネスのみでスキーをさせました。この日、スキーはだいぶ上達して、自分でスキーをコントロールして好きな方向に曲がったり減速できるようになりました。
そこで、日曜日は、ぴろ子からハーネスをはずして、Edge Wedgeのみでスキーをさせてみました。
すると、ちゃんと自分でスキーをコントロールして滑れているじゃないですか!これにはびっくりです。
一度、Edge Wedgeなしでも滑れるんじゃないかと思って、Edge Wedgeを外してみました。Edge Wedgeなしでもちゃんと滑れてはいるのですが、ボーゲンを作る際にスキーが交差してしまうことがしばしばありました。そうなると減速しにくくなってしまうので、一応安全のためにEdge Wedgeをつけてスキーをさせることに。なるほど、Edge Wedgeはスキーを交差させにくくするという役割もあるのですね。
当初はちょこっと滑ったら泣き言言い出すかと思っていたのですが、両日ともにリフト営業終了まで滑っていました。ぴろ子はスキーがとても楽しかったようで、また行きたい!と言ってくれています。アイテムのお陰で私たちも十分にスキーを楽しめて言うことなしなスキー旅行となりました。
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