毎年、アワビ漁は4月に解禁となります。
そんな4月最初の週末、サンフランシスコに住む友人で、アワビ漁名人のあまちゃんと共に今年最初のアワビ漁として、メンドシーノまで足を伸ばしてきました。
アワビ漁は、フィッシングライセンスとアバロニライセンスを購入することで楽しむことができます。両者合わせると、$70近くするというなかなか高額なものです。また、今年からアワビ漁のルールが改定され、より厳しくなりました。
今までは、日の出から漁に出れたのに、漁の開始は朝8時からになり、
年間24個までという個数制限は、18個までになり、
その18個うち、ソノマカウンティとマリーンカウンティでの捕獲は年間9個まで。そして、Fort Rossという比較的ベイエリアに近いアワビのポイントは今年は禁漁となりました。
この日は干潮が午前11時との話だったので、その時間にダイビングできるように午前5時に家を出ました。
まだ夜明け前の真っ暗なサンフランシスコの街で、あまちゃんをピックアップします。
そして、一路メンドシーノへ。
メンドシーノの海はいつ来てもいいですね。うねうねと広がる丘陵と海のコントラストがとても美しいです。
ま、メンドシーノまで行かなくても、カリフォルニアの海岸線はどこも美しいんだけど。
毎年のことながら、シーズンはじめの入水はとても緊張します。
ビーチみたいな場所から入水できるのであれば、徐々に体を水に慣らしていけるし、だんだん深くなるので安心ですが、場所によっては、岩から水に飛び込まないといけなかったりして、何かあったらどうしようと心配になります。
この日、水の透明度は抜群でしたが、波が強くてなかなか大変でした。
私たちが入水したポイントは直接波を受けないものの、水の流れが速くて、一度ダイブして水面に戻ると、うきがはるか遠方に流されているというような状況。また、流れに逆らって泳ごうとしても全然前に進まないみたいな。
なので、安全第一にあまり深くは潜らないようにしてました(私はチキンなので、いつも浅いところでちゃぷちゃぷしている程度なんですが)。という訳で、この日の漁獲はこんな感じ。
そして、帰路につきました。
ところで、サンフランシスコからメンドシーノまで行く際、101を北上して、途中から128号線に入るのが一般的なのですが、もうひとつ、多少遠回りになりますが、20号線を使うというルートも考えられます。
128号線はレッドウッドの森やブドウ畑の間を通り抜けるので、なかなか美しいドライブルートなんですが、下道区間の距離が長くて一部がワインディングロードなためそれほどスピードが出せません。なら、できるだけ101で距離を稼いで20号線の下道区間をできるだけ短くするってルートが20号線利用のメリットです。
どちらのルートが早いのか今回測定してみました。行きに20号線利用、帰りは128号線を利用しました(サンフランシスコのあまちゃんの家からメンドシーノの街まで)。
20号線利用 3時間14分
128号線利用 3時間1分
Google Mapで比較すると、128号線利用の方が20号線利用よりも30分程度早いと出るのですが、実測してみたところでは違いは13分程度でした(上の時間は休憩時間などを含まず、純粋にドライブしている時間のみです)。
一度きりの実測データなので、信頼に足らないかも知れませんが、今回は、往路も復路も渋滞に巻き込まれることもなくスムーズでしたので、だいたいこんな時間でいけるということになるかと思います。
それほど大きな違いはないってことでしょうかね。参考まで。
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