ソチオリンピック見てますか?

渡米してからというもの、夏冬どちらのオリンピックもほとんど見ていませんでした。その一番の理由は、やはり、アメリカのオリンピック放送がアメリカ選手ばかりを放映するためでしょうか。日本の選手を応援する自分には、やはり日本の中継が見たいのです。

ところが、昨年末、日本に一時帰国した際に、実家にSlingboxなる機器が設置されておりました。これがあると、日本のTV放送をネットを通じてリアルタイムに見れます。これのお陰で、ソチオリンピックは日本の中継をこちらで見られるようになりました。更に、スマートフォンで見られるので出先でも見られるのが便利なところ。

普段からオリンピック選手に注目していた訳ではないので、ミーハーな「にわか」ファンな自分ですが、選手のみなさんの奮闘に手に汗握り、大粒の涙を流しながら日本の選手を応援しています。

ハーフパイプの平野歩夢選手が銀、平岡卓選手が銅メダルを得た決勝は、1回目の滑走はリアルタイムに見ていました(こちらの時間で午前9時過ぎだったので会社で見ていました)。2回目の滑走はミーティングに参加せねばならず見られず・・無念。

フィギュアスケート男子の羽生選手の第1回目の演技は完璧でしたね!
正直、羽生選手はその存在すら知りませんでした(フィギュアスケートの解説をしていた、本田武史あたりが今でもオリンピックに出ているんじゃないかと勝手に思っていた・・ で、調べてみたら彼って長野オリンピックの選手だったのか)。
ニュースで、羽生選手が過去最高得点を得たと聞き、これは見なくては!と2回目の演技はリアルタイムに見ていました。転倒した際には、これは金はダメかも・・との思いがよぎりましたが、見事金メダル獲得おめでとうございます!

スキージャンプで銀メダルを獲得した葛西選手には感動させられました。
いやぁ、彼は凄い。だって、41歳ですよ。他の選手は皆二十代なのに、彼だけ41歳。それでいながらメダルを獲ってしまうなんて、ほぼ同じ年代の自分もがんばらなくちゃと奮起させられました。もう涙腺ゆるみっぱなしでした。是非金メダルを獲って欲しかったけど、それは次の団体戦で!応援してますよ~。

スキージャンプと言えば、日本代表になっていた、清水礼留飛選手。
この名前、ぱっと見たときには、なんて読むか分からなくて、あぁ、キラキラネームの選手がいる時代になったんだなって思ったんだけど、ちょっと考えてみたら、「れるひ」って他に読み方見当たらないですよね。

ここで、そういや、日本にはじめてスキーを広めてくれたのが、オーストリア帝国のレルヒ大佐だっよなぁということを思い出します。新潟の上越市にはレルヒ大佐の記念館や像があり、彼の出身の妙高はそこからほど近い。ここまで来ると勝手な妄想が膨らみます。きっと彼の親は、スキーの選手だったのでしょう。そして、できることなら彼にその夢をついでもらうべく、この名前を付けたんだろう、そして彼もその親の期待にこたえるように努力して、オリンピック選手にまでなったのだろう。時にはつらくてくじけそうになったこともあったろうに、家族でそれを乗り越えてここまで来たんだろうなと勝手に深読みし、その家族愛を思って、わたしは頬に涙しておりました。

しかし、レルヒ大佐のレルヒって苗字かと思われるんだけど、その辺のところは気にならなかったのでしょうかね。例えるなら、イチローにあやかって、彼の苗字の「スズキ」を名前の息子につけちゃったみたいな感じでしょうか。まぁ、そんなことはどうでもいいのだけど。

渡部暁斗選手の銀メダルもおめでとう!
ごめんなさい、まるっきりノルデック複合は注目していませんでしたし、渡部選手のことも知りませんでした。でも、渡部暁斗が銀メダルを獲ったあとのスタジオで、荻原次晴さんが号泣しているのにもらい涙してしまいました。

さて、ジャンプ団体まであと数時間です!日本チームの活躍を期待してます。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2014年2月16日(日) 09:43