先日突然、会社の他の部署の人からメールをもらいました。それは私の部下に対するポジティブフィードバック。短いメールだったので全文を紹介したいところですが、そのまま載せるのはちょっと何でしょうから、私がホニャ訳(^^;)するとこんな感じ。

「これがあなたにとってどれだけ意味があるかはさておき、●●はうちの会社にとって本当に大きく貢献していることを知らせておきたいと思ってね。彼女のパフォーマンスはすばらしいし、気持ちよくいっしょに仕事ができる。これが人事評定のときに役に立つといいんだけど」

通常年度末などにパフォーマンスレビューと呼ばれる、いわゆる人事評定があるのですが、そういうときに、直接の上下関係にないけれども日頃仕事で関わりがある他部署の人に、自分の部下に関するフィードバックをお願いすることはよくあります。

今はまだその季節ではなく、ましてこちらからお願いしたわけでもないのに、向こうから勝手に上記のようなポジティブフィードバックを送ってくれました。おそらく彼が私の部下に依頼した仕事が期待以上に早かったとか、そういった何かがあったのだと思いますが、そういうときにわざわざ言葉にして伝えてくれるというのがあるんですよね、こちらでは。こういうのはメールに限らず、というか普通はメールよりも口頭での会話の中で伝えてもらうことの方が多いかも知れませんが。

この部下は、私が是非にと思って採用した人なので、その人がいい仕事をしていると褒められることは、間接的に私の判断をポジティブに評価してもらっているということでもあります。

ポジティブフィードバックの重要性については、自戒を込めつつこのブログで何度も書いていますが、また書かなきゃと思わされた出来事でした。「豚もおだてりゃ木に登る」というのはちょっと見下し感がある言い回しですが、実際そのとおりとしか言いようがなく、鞭でバシバシ追われるよりも上手によいしょされる方が、同じ仕事でもはるかに気分よく、ついがんばってしまいますよね。

投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2011年11月19日(土) 22:39