かねがね噂には聞いていましたが、JALの成田~サンフランシスコ便が、羽田~サンフランシスコ便に10月31日から変更となるそうです。羽田空港のD滑走路の供用開始に伴って羽田では乗り入れ路線拡充が図られており、これはその一環。ちなみに、ANAはロサンゼルス~羽田便を10月31日から運行開始するとのこと。サンフランシスコから羽田まで直行できちゃうなんて便利!と思いきや、ビミョーなのがその時間帯。サンフランシスコ発午後5時50分で、羽田到着が翌日の午後10時35分。羽田発が深夜0時5分でサンフランシスコ着が午後4時5分。サンフランシスコから日本に一時帰国しようとしてこのJAL便を使っても、羽田に到着するのが午後10時半。荷物を受け取って入国審査してで1時間程度はかかるから羽田の到着ロビーに出られるのは早くても夜11時半近く。品川、蒲田、大森といった羽田近郊に住んでいる人ならまだしも、そうじゃない人たちはホテルで一泊するのが必須。ましてや飛行機に遅れが出たら、羽田で足止めを食らうのは必須。逆に、羽田からサンフランシスコに向かうとき、羽田発が深夜0時なので、出発日は丸一日フルに活動できるっていう利点はあるのかも。東京で夕方まで会議して、その後の飲み会にちょっと顔出してからでも間に合う!?でもサンフランシスコに到着したその日はもう寝るだけってなっちゃうけど。従来のサンフランシスコ~成田便は、どの航空会社を利用しても、サンフランシスコを朝出て日本に夕方到着。成田を昼過ぎにでて朝にサンフランシスコ着というようなどれも同じ時間帯の便ばかり。それを考えると出発時間の選択肢が広がるというメリットがあるのは確か。でも、JALはこれで利用者獲得に繋がるのでしょうか?ちなみに、ANAの羽田~ロサンゼルス便の場合、ロサンゼルス発が深夜0時55分で、羽田着が午前5時羽田発が深夜0時5分、ロサンゼルス着が午後5時55分。少なくとも、羽田で一泊しなくちゃならないような事態にはならないし、日本での到着が早朝ってのはその日丸々フルに使えるというメリットがある。JALもこういう時間帯に変更できないものだろうか?

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2010年7月9日(金) 07:44