リアムのクラスでは、Star of the Week というのがあって、毎週一人生徒がstar student となる。今週はリアムの番で、リアムはそれはそれは前から楽しみにしていた。先生から前もって配られた「ポスター」にお気に入りの七五三の写真(刀を持ってシリアスな顔をしている)を貼り、家族構成、好きなもの、将来の夢などを書いていった。そのポスターは今週ずっと教室の後ろに貼られていた。この週は、教室に入る時毎回先頭になったり、先生のお手伝いをさせてもらったり、何かと特典があったらしい。最初の三日は、リアムの好きなものを持っていくいわゆるshow and tell みたいな事をしたそうだ。木曜日はリアムの好きな本を持参して先生に読んでもらい、金曜日はゲストスピーカーとして家族の一人がクラスに招かれた。前もって「20分くらい、自分の仕事や趣味など何でも良いから話してください」と先生から通知が来ていた。ショーンは金曜日は仕事が休みだったので、コリンを託して私がクラスに出向いた。お話のテーマは「日本」。まず、「私がどこの国から来たか知ってますか?」と言うと、たくさんの子供が手をあげてくれた。リアムが日本人であることをほとんどのこが知っているらしい。では次の質問。「そうです、日本です。では、日本がどこにあるか知っていますか?」というと、手を挙げたのは数名となり、ひとりの男の子を指すと「中国の中にあります」(爆)。そこで、世界地図を先生に出してもらい、位置関係を説明。日本はカリフォルニアと同じくらいの面積だけど、人口はアメリカの約半分なことなどを説明。家にあった日本の本をもって行き、日本の家では靴を脱ぐこと、ベッドじゃなくて布団に寝る人もいること、食事はご飯、味噌汁、おかずと違う器に入れて食べること、お風呂は体を洗ってから入るので、家族で同じお湯を使うことなども本を見せて説明。子供たちが一番反応したのは、「すもう」の写真。「わ~、裸だ~!」「女の子も相撲レスラーになれるの?」「小さい人も相撲レスラーになれるの?」と次々と面白い質問。女装した歌舞伎役者の写真を見せて、「この人男性なのよ」と言うと、子供たち「え~!!」とびっくり。まだ時間があったので、折り紙で子供たちに「ハート」の形の教えた。とても簡単に折れるので、子供たちも喜んで作ってくれて、できると「できたよ!」「本当にハートみたい!」と見せに来てくれた。その後はクラスのバレンタインパーティー。食べるのが大好きなこのクラスの子供たち、お母さんたちが持ってきたクッキーやカップケーキ、チーズ、果物、ジュースなどをたくさんお皿に乗せて楽しそうに食べていた。その間、ボランティアのお母さんたちが大急ぎで、カード交換用のバッグをシリアルの空き箱を使って後ろで作った。8人のお母さんたちが黙々とバッグを作っているのを見て、「まるでsweat shopみたい」と笑っていた。そして、バッグが出来上がると子供たちは持参したカードをクラス全員と交換。後ろでは一人のお母さんが、風船で女の子には花を男の子には飛行機を作ってくれて(一番最後だったリアムには特別「刀」を作ってくださった)、とても楽しいパーティーだった♪今週は他にも9月から学校が始まって100日目のイベントがあり、「何か100個集めてプレゼンテーションしなさい」という日もあったり、コリンのプリスクールやリアムの日本語学校でもバレンタインのカード交換があって何かと忙しかった~。そして今日から三連休。今日はお友達がスリープオーバーに遊びに来るので、これから掃除~!!

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2010年2月12日(金) 17:07