昨晩家に帰ってきて、携帯電話がない事に気づいた。そういえばウィンドブレーカーもない。きっと昨晩飲みに行った同僚の家に忘れてきたのだろうと思いつつも、連絡の取りようがない、連絡先はすべて携帯の中なのだ。携帯電話を持っていても、毎日のように誰かから電話がかかってくる訳ではない。だから2,3日くらい電話が無くたってまったく困るものじゃない。なのに何故か気持ちは落ち着かない。電話がないときに、車をぶつけられて警察や保険会社に連絡できなかったらどうしようとか、誰かに何かのヘルプを求めたくなったら連絡のつけようがないなとか、上戸彩から告白の電話がかかってきたのに出れないとか、そんなことばかり考えてしまう。はじめて携帯を持ったのがいつだったかはっきり覚えてはいないのだけれど、僕が携帯をもったのは、かなり携帯が普及してからだったのは覚えている。当時は、携帯電話なんて要らないとさえ思っていたものだった。なのに一度持ってしまってからは、もう離せなくなってしまった。かつては脳に刻み込んでいた友人の電話番号も、携帯を手にしてからはすべて携帯のメモリーの中。世の中が便利になるということは、機械への依存度が高まることなんでしょうか。となれば、その反面、精神は弱くなっていっているのかな。結局、携帯は同僚の家にウィンドブレーカーと一緒にありました。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2007年5月21日(月) 07:38