まぁ何て皮肉なことか一年ぶりで牛肉の特売に手が出て帰ってきたら今週のTimeの見出しが「安い肉の代償」なのですから。ページをめくると第一声がオーガニックの牛は海岸のなだらかな丘に放牧され自然の草を食べ幸せにくらしている。その肉には抗生物質は一切入っていないでも私達はこんな高い肉を買う余裕があるのだろうか。でもこのまま安い肉を食べている余裕もないのだ。写真つき、チャートつきの8ページもわたる長い記事だったのですが要するに今の肉産業は大量生産で豚も鶏も立つ場所もないほど(写真では豚が重なって立っている感じ)地獄のような場所に押し込められ、その為に病気が一瞬に広がる為に大量の抗生物質が与えられているそうな。何とアメリカ全国で使われる70%の抗生物質が畜産業に使用されているらしいです。その莫大な糞は地球の土を汚染し、川を汚染し、メキシコ湾に流れ出してDead Zone(死の海域)を作り出し、メキシコの海産物は毎年23万トンもへっているそうです。そして世界中にDead Zone(死の海域)が400箇所もあり、段々それが広がりつつあるそうな! 肉を安く作る為に健康食とされる魚を殺しているのは何と皮肉なことか。アメリカの1966年のエンゲル係数が18%だったのに今は10%を切っているってとも書かれていました。要するに他の物価が上がっている割には食費が上がっていないということはそれだけ大量生産ができるようになったからでしょう。これだけ世界の人口が増えればある程度の大量生産をしないといけないのは仕方がない選択だったのかも知れませんが結果地球を汚して長い目でみて自分達の食料を作る場所を滅ぼしていることは矢張り恐ろしいことですね。では私は何をしたらいいの?ってなるわけですが、ちょっとこれから又家族でお墓参りしてきます。今日もご訪問有難うございます。 にほんブログ村 シニア日記ブログへ

投稿者: カルフォルニアのばあさんブログ 投稿日時: 2009年8月23日(日) 15:02