「シリコンバレーから将棋を観る」発売数日前の4月20日に「新著「シリコンバレーから将棋を観る」は、何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします。」というエントリーを書いた。 「何も起こらない」可能性も含め本当に「See what happens!」という気持ちでいたのだが、先ほど「shotayakushijiの日記」からトラックバックをいただいた。 梅田望夫さんの『シリコンバレーから将棋を観る』を読みました。 正直言うと将棋なんてやったことありませんし、そもそも将棋盤も駒も見たことすらありません。 この本を丸ごと英訳しちゃえばいいんですね?! ・・・・・ やるっきゃないですね。 やってみました。とりあえず「はじめに」が終了。はい、めっちゃ時間かかります。一人でゼロから全部英訳するのってかなり非効率。・・・・ そこで考えました・・・ ここから提案です。 この英訳、wikipedia-likeにみんなでやりませんか?まず僕を含め7人ほどメインの翻訳者を集めます。この7人で分担してひとまずbriefly全部を英訳してしまう。そして出来上がった訳をこの7人含め不特定多数のひとで修正・improveさせる。ずばりオープン・ソースですね。 ・・・・・ というわけで「みんなで丸ごと英訳」プロジェクトが、id:shotayakushijiのリーダーシップで発足したようです。早速賛同して協力する人も現れたとのことですが、彼らがもともと熱狂的な将棋ファンだったわけじゃないところが、ウェブの面白いところですね。まず英語になってしまえば、その他の言語へは英語からの重訳でもよくなるわけで、可能性が広がる素晴らしい第一歩だと思います。 ちなみに将棋用語関係のリンクはここにあります。たとえば、Hans Geuns’ Basic Shogi Vocabularyなど。 将棋のグローバル普及の一助となればと思います。 See how it goes! 進捗はまたお知らせします。
投稿者: My Life Between... 投稿日時: 2009年4月28日(火) 22:00- 参照(314)
- オリジナルを読む