久しぶりにチリを作った。食事制限を開始してからはもちろんだが、いつ以来だったか忘れてしまった。このブログでは12月7日に作ったと書いてあるので、それ以来だとすると4ヶ月ぶり。P1000423チリは毎回Killer Chiliという本を参考に作っている。この本はアメリカ全国のレストラン50軒のチリのレシピを紹介するというもの。今回は16ページに掲載されているNew Hampshire州PortsmouthのPortsmouth Breweryという店のレシピから。材料は

  1. 1 tablespoon canola oil
  2. 1 pound ground chorizo sausage
  3. 1 pound lean ground beef
  4. 2 cups diced onions
  5. 2 cups diced green bell peppers
  6. 1/4 cup minced garlic
  7. One 48-ounce can chopped tomatoes
  8. 1 tablespoon ground cumin
  9. 1 tablespoon ground coriander
  10. 1 tablespoon chili powder
  11. 1 teaspoon cayenne pepper
  12. 1 teaspoon kosher salt
  13. 12 ounces Smuttynose Old Brown Dog Ale or another English brown ale
  14. 4 cups of cooked kidney beans, drained

13のところに唐突にビールの製品名が出て来るのが面白い。SmuttynoseというのはNew Humpshireの地ビールらしい。これは肉を柔らかくするために入れるもので、エールビールなら何でもいい。2は「挽いたチョリソソーセージ」は要は腸詰めする前のソーセージというものか。そんなものは打ってなかったので、生のソーセージを買ってきて中を出して刻むことにした。7の「細切れトマト」は48オンス(1360グラム)なのだが、以前Costcoで買ったトマトの缶詰は106オンス(3キログラム)と大型のもの。ということで、材料をすべて2倍にして、20人分のチリを作ることになった。もう1つ、今回いつもと違ったのは、14のRed Kidney Beans。これは日本語では金時豆と言うものらしい。いつもは缶詰を使うのだが、以前購入していた生のビーンを使うことにした。生の豆を茹でて柔らかくしなければならない。大豆や黒豆のように、湯で吹きこぼして弱火でコトコト煮る。2時間ばかり茹でて芯がなくなったと思って(実は待ちきれなくて)、チリに投入。最初はまだちょっと硬かった。それでも何度か煮ているうちに、ちょうどよい硬さになって、うまいチリになった。このチリの特徴は、クミン以外に9のコリアンダーを入れるということ。チリはクミンの味だが、これが入ることでちょっと変わった味になる。クミンと同じ分量だが、クミンが多い方がチリらしくなると思う。

投稿者: Silicon Valley ... 投稿日時: 2009年4月4日(土) 15:46