予定帝王切開をするため、朝10時に病院へショーンと一緒にチェックイン。リアムはばぁばと家でお留守番。「ママがんばってね~」と可愛い声援。看護婦が点滴を始め、カルーテルを入れ、麻酔医師が色々説明をしてくれた。でも私の頭は「お腹が空いた~」(前夜から飲食していない)と「どうぞ健康な赤ちゃんが生まれますように」しか考えられなかった。
12時に手術室へ通された。手術室へは歩いて行き、自分で手術台へ登って座った。麻酔は背中へ。手術室は非常に寒く、背中の開いたぴらぴらの薄いガウンしか着ていない私はぶるぶる震えだした。コートニーという若い看護婦さんが、私が緊張して震えだしたのかと思い、私の両手をとって「大丈夫よ」と何度も優しく言ってくれた。
そこへぞろぞろと看護婦と医師が入ってきて、最後にショーンが似合わないキャップとガウンを着て登場(笑)。寝ている私の前には青いビニールが置かれ、お腹の状態は何も見えない。もちろん、麻酔が効いているので下半身は何も感じない。
医師は二人で、一人はかかりつけの若い女医さん。医師同士は雑談をしながら手術を始めたが、途中で二人の会話が医学用語へ変わった。何を話しているのかさっぱりわからなくなった。ショーンは私の手を握りながら私の顔ばかり見ているので、「赤ちゃんまだ?What's going on? Can you look there?」 というと「見たら気絶しそうだよ」(笑)。
4年前、緊急帝王切開の時、数分で(少なくとも私にはそう思った)でリアムはでてきたが、もう20分たっているのにまだ二人の医師の会話は医学用語。途中で"OH..." と大きな男性医師が言ったときには「え?!なに?!」と心配になった。そして、すごい圧力が私のお腹にかかった。大きな男性医師が私のお腹に乗っているようなプレッシャーに思わず顔をしかめた。看護婦さんたちがショーンに「大丈夫」という合図をジェスチャーで送っているようで、ショーンも「もうすぐみたいだよ」と私に教えてくれた。
そして、ついに待ちに待った声。
「おぎゃ~!!!おぎゃ~!!」
あ~よかった。無事に生まれた。ちゃんと泣いてる。
ショーンがへその緒を切って、ベビーを私に見せてくれた。髪の毛真っ黒。皮膚は真っ赤。くっちゃくちゃの顔。
安堵感に浸っている私の気持ちをさておいて、私の腹を縫いながら、医師や看護婦たちは昨日あったNYでのホットドッグコンテストの話を始めた。「昨日の10分ちょっとで66個だってよ」「信じられないわ~」「日本人のYamaguchiは胃を拡張する練習をしていたんだって~」と、私は考えるだけでも気持ちが悪くなるような話。。。
回復室へ運ばれ、そこでベビーともう一度ゆっくりご対面。リアムにそっくりだが、とても色が白い。まるで「白人版リアム」(笑)。ベビーは8パウンド2オンス、身長20インチ。リアムの時とほぼ同じ。
その後、私とベビーは個室へ運ばれた。ショーンはリアムとばぁばを迎えに行き、夕方戻ってきた。リアムはベビーを見て「ちっちゃいね~。かわいいね~」と頭をそっと撫で撫で。ショーンはリアムに「これはベビーからリアムにプレゼント」と、前から用意しておいた車の玩具をあげた。リアムは大喜びで早速遊び床に広げて遊びだした。
ショーンが、「今日はママとベビーと一緒に泊まるから、リアムはばぁばと一緒にいい子でいてね」というと、リアムは口をへの字にして大粒の涙をぽろぽろ。「わかった」と言いながらも、「ママとDaddyとおうちに帰りたい」というリアムに思わず私たちもつられ泣き。この4年と3ヶ月、リアムが生まれてから私と離れた夜は無いのだ。私が退院するまでの4日間、リアムがんばれ!
 

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2007年7月5日(木) 22:48