今やブログやニュースを効率良く読むために欠かせなくなった RSS/Atom フィード。でも調子にのってどんどん登録していくと、「iPhone のニュースだけ読みたいんだけど、余計な記事もいっぱい表示されるなぁ」とか「このブログ、NBA のエントリさえ無かったらいいのになぁ」なんて思うことも。とくに、多くのフィードを RSS リーダーに登録している人ほどこういった不満はあるんじゃないだろうか。そんな人には Being Efficient With RSS というエントリに載っていた Yahoo! Pipes を使ったフィードのフィルタリングがいいかもしれない。Yahoo! Pipes はブラウザで要素をパイプで繋いでいくことでデータ処理を定義できるというツール。RSS/Atom フィードを入力にし、その内容からタイトルに iPhone を含むものだけを表示、NBA を含まないもの除くといった処理を通すことでフィードを自分好みに変えることができる。試しに、日本のいろんなニュースサイトから iPhone の記事だけ表示するといった Pipes を作ってみた。iPhone News Feedいろんなニュースサイトを登録する代わりに、上のリンク先にある Get as RSS のフィードを登録すれば iPhone に関連するニュースを読むことができる。このままでは使ってうれしいのは一部の人だけだが、アメリカの Yahoo! ID を持ってる人ならソースを見たり、これをベースに自分オリジナルのフィードを作ることで、どんどんフィードをカスタマイズできる。ただ、自分にあった条件を定義するのはプログラミングの心得がないとちょっと難しいかもしれない。
タイトルに iPhone を含んだエントリだけを表示するという定義 (この場合、Matches regex は contains でも同じように動く)もし、NBA, Warriors ,トレード のどれかを含んだエントリーは表示しないという設定にするときは、こんな感じになる。
タイトルに NBA, Warriors, トレード という単語が入っているエントリはブロックする設定これを応用すれば、PR: とか AD: で始まるエントリは…ゴホッ、ゴホッ…なんてこともできちゃう。今までどうやって使うと便利なのかよくわからなかった Yahoo! Pipes だが、こんなところで便利さを実感してしまった。多くなったフィードもこういう形でまとめると時間の節約になるんじゃないかな。
- 参照(270)
- オリジナルを読む