この辺りの街では、週末になると夏の間無料の野外コンサートが公園で開かれる。今夜は隣町でJourneyのコピーバンドのコンサートがあるということで、Journeyの大ファンのショーンと小さいときからブレインウォッシュされているリアムは楽しみにしていた。途中でサンドイッチを購入し、大きなブランケットを持って公園へ。会場は家族連れでいっぱいだった。ストローラーの中で寝ていたコリンも、大きな音に目を覚まし、最初は私の肩にしがみついていた。音に慣れると、いつものようにあちらこちらとフラフラ歩き出した。隣に座っていた老夫婦の足に掴まったり、知らない女の子の帽子を取ろうとしたり、私はコリンの後について"Sorry!"と謝ってばかり(苦笑)。このコピーバンド、なかなか上手。さすがにJourneyの本物のボーカルのような高音はでてなかったけど、声質はとても似ていた。Journeyは70-80年代のグループなので、40代以上の夫婦もたくさん踊っていた。アメリカ人は踊りが上手下手に関係なく、自分が好きな曲がかかると前に行って踊る。そして、最近若者向けのドラマ「Laguna Beach」でかかって一躍有名となった"Don't Stop Believin"がかかると、高校生たちが奇声をあげながら前にいって踊りだした。自分のお父さんやお母さんとのりのりになって踊るティーンたちもいた。自分が若い頃に聞いた曲を自分の子供たちとエンジョイできるなんて、素敵だな~。リアムもほとんどの曲を知っていて、鼻歌を歌いながら聞いていた。でも途中で飽きてきて、隣接してある遊具のほうへと消えていってしまった。

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2008年7月27日(日) 07:00