前回の続き。MENSAメンバーでもある試験官のおじいさん1人、受験者は僕1人で試験が始まった。Culture free test ということで、出題・回答方法の説明は英語だけど、問題自体に英語の能力を問うものは含まれない。最初は時間制限のある図形問題が3種類。それぞれ、1分半で15問ほど答える。45問中2問ぐらい時間が足りずに答えられなかったが、結構いい感じだよな、これは。それ以降は時間制限無しの問題が沢山続く。出題が全て図形や絵なので簡単そうな気がするが、最初の誰でも答えが分かるはずの例題でいきなり間違えてしまった。ペン書きのあまり上手じゃないこの絵、何が書いてあるか分かりづらいよ。砂浜にボートが打ち上げられた絵だと思ったけど、海原にボートが浮かんでいる絵だったらしい。そう言われればそうも見えるな。時間制限は無いし、部屋には2人きりだし、おじいさんも暇つぶしに同じ問題に取り組んでる状態だし、ということで一応確認してみた。この絵に描いてあるものが何だか分からなかったんだけど、試験中に問題の絵が分からなかったら訊いてもいい?いや、答じゃなくて、それが何の絵かって質問。一応保険のつもりで聞いておいたのだが、結局5つ以上分からない絵があった。折りたたみできるテーブル。言われてみると「トムとジェリー」で見たことあるような、壁から出てくるアイロン台。シンブル。問題が結構古いので、今までの生活で見たことのない形のものがちょこちょこある。この問題、English free ではあるけど、Culture free じゃないよね、アメリカの古い生活様式を知らないと分からない問題が結構あるね、と和やかに話しながら試験終了。結局全部で2時間ぐらいかかってしまった。MENSAの集まりで再会できることを楽しみにしてます、と握手してさようなら。合格してると良いんだけど。次回に続く。
投稿者: admin 投稿日時: 2008年7月21日(月) 22:51- 参照(462)
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