2008年5月31日(土) 4日目 快晴■ 場所: カサレス(Casares)、ロンダ(Ronda)、フエンヒローラ(Fuengirola)、トレモリノス(Torremolinos)■ 移動: レンタカー(走行距離 224km)■ 宿泊: Hotel Flamingo ★★★(@トレモリノス) €54.12 (ツインルーム、朝食つき)本日のイベント ・白い村カサレス ・ダイナミックな中世の石橋ロンダ ・ビーチリゾート気分フエンヒローラ8:00起床。初の朝食付き。普段朝食は食べないんだけど、旅先はお腹が空く。非日常の朝食はいい。9:30カサレスの町を散策。昨日とは打って変わって快晴。絵に描いたような白と青のコントラスト。坂道をゆっくりゆっくり歩く。なんて気持ちがいいんだろう。村のあちこちから朝食のいい匂いがする。 高台から見下ろす。昨日は疲れてて、坂も多くてへこんだけれど、来てよかったと心から思えた小さな異国の村。10:30ホテルをチェックアウト。名残惜しいけれど、次の町ロンダへ向かう。ロンダへは海沿いではなく、山道を内陸に入っていく。向かう途中、ガイドブックには載っていない小さな白い村をたくさん通り過ぎる。きっと、国か地域がちゃんと保護しているのだろう。山道のドライブコースは、グランドサークル並に絶景。途中にいくつもの Mirador (Lookout:展望台)が設けられている。11:45ロンダ到着。この町のシンボルは、川の浸食で深く二分された両岸を結ぶ石橋、ヌエボ橋。車や観光客はこの橋の上を通るけれど、ポストカードにもなっているような、橋を下から一望できるスポットをインフォメーションで聞く。12:30一望スポットまでは下りトレイル。15分ほど歩いて到着。高さ120メートルの石橋を見上げる。高ーい!このダイナミックな景観に魅せられ、詩人リルケや作家ヘミングウェイもこの町を訪れたんだそう。画家さんも絵になります。ロンダは観光地だけあってお土産屋さんも華やか。壁に掛かったカラフルなお皿はまさにスペイン。13:30ロンダの繁華街でタパスランチ。アンチョビ、ほうれん草のクロケッタ(コロッケ)、カラマリフリット。クロケッタもタパスの定番メニューで美味。アンチョビもすごく肉厚。すべてメディア・ラシオン(半皿)で注文したはずなんだけど、ドリンク抜きで17ユーロ。ロンダの町には Tapamix なるタパス盛り合わせを10ユーロで提供しているお店も多かったので、それでもよかったかもね。 14:00ロンダ出発。途中でガソリン給油。ヨーロッパはまだまだマニュアル&ディーゼル車が多い。ディーゼル満タンで54ユーロ(84ドル)。ヨーロッパもガソリン高。16;00港町フエンヒローラ到着。白い村ばかりもねー、と立ち寄ったこの町は完全なビーチリゾート。観光客向けに、スペイン語よりも英語の看板のほうが多い。正直、ビーチにはあまり興味がなく、さらっと見て出発。 ・・・さて。この日はここからが修羅場だった。この日もホテルは予約しておらず、まぁどこか見つかるでしょうとのんびり構えていたら、そう、この日は土曜日。ミハスとマラガに宿を探しに行くも、土曜はインフォメーションが閉まっていてそもそも情報薄、ホテルがあっても駐車スペースが見つからない、受付にたどり着いても週末でいっぱい。車でぐるぐる、夫はイライラ、私はおろおろ。もう最悪。最後は夫の提案で、まったく予定外だった近くの港町トレモリノスへ。(ビーチリゾートならホテルもいっぱいあるだろう、と。)19:30トレモリノスでようやくホテルが見つかる。3つ星の Hotel Flamingo。値段もお手頃。(相変わらず専用駐車場はなく、近くの公共駐車場だったけど。)本当によかった。。涙。20:30タクシーでディナーに出かける。運転手が頑固おやじっぽく、賑やかなスポットに連れて行ってやると行きたい場所と別の場所を薦められる。断るのも面倒で承諾したけれど、着いた先はアメリカンやイタリアンが立ち並ぶ港沿いの観光地街。あのー、ローカルなバルでスペイン料理が食べたいんですけど。ちなみに、トレモリノスのタクシーはメーターが動かない。運転手の言い値。かなり不安になる。22:00結局、再びタクシーでホテルまで戻り、ホテル近くのバルに入る。ここがヒット!地元っぽいお客さんが多く、カウンターにはたくさんの魚介タパスが並ぶ。適度な塩水で茹でただけのエビがシンプルで美味しい。初タラコ。ムール貝。バケット&チーズ&アンチョビのタパスはこれでもかー!というオイル漬けなのにこれが旨い。 そうか。スペインはオリーブオイルが美味しいんだ。怒涛の4日目終了。もうあんな思いはこりごり。。
投稿者: shina_poohな日々 a... 投稿日時: 2008年6月19日(木) 13:51- 参照(323)
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