いや、くだらない話しなんですが。アメリカでは、警察官と言えばどういうイメージでしょうか?答えは「ドーナツを食べている」・・・・警察官と言えば夜勤。で、24時間営業の伝統的なお店と言えば「ドーナツ屋」。ということで、「ドーナツ屋で、コーヒーを飲みながらドーナツを食べている」というのが典型的な警察官のイメージなんですね。(もちろん、制服)。ま、最近は、警察官も、ドーナツ屋からグレードアップして、スターバックスでだべってるのをよく見かけますが。日本って、警官が制服のままお店でくつろいでるって、見かけませんよねぇ。外食禁止なのか?一度(日本の)消防士が、消防車でコンビニに買い出しに行っているのは見かけましたが。しかしアメリカは、みんな制服のままあちこち行きますな。この間、週末に朝ご飯を食べに行ったら、警官が制服で食事をしていたんですが、出がけに近くに座っていた家族連れの所に歩みよって、幼稚園くらいの男の子に「警察ステッカー」をあげてました。アメリカの警察官は、星印のバッジをしてるわけですが、あのバッジがシールになってて、自分の服にぺたりとくっつけることができる。もちろん子供は大変喜んでました。「警察官のイメージ向上グッズ」なんですね、きっと。ああやってあちこちで子供に配ってるんでしょうか。・・・ってことは、怖そうな顔して交通違反取り締まりをしている警察官も、実はあのステッカーをこっそりポケットに入れてたりするんでしょうか。謎が謎を呼ぶ。ちなみに、もう一つ、アメリカにある先入観が(前にもちょっと書いたが)「消防士は超カッコよくてセクシー」危険な肉体労働故、体を鍛えておかないとならない。人の命を助けるため、自分の命をかけて危険に立ち向かう。しかも警察官と違って汚職にまみれるケースがまずない。・・・ということが理由らしい。「消防士とつきあっている」といえば、「キャーすてき」なわけで。また、昼は別の仕事をしながら、「ボランティア消防士」として夜とか休日だけ活躍、なんていう人もいて、「昼はベンチャーキャピタリスト、夜は消防士」とかいうと、「頭も体もっ」なスーパーマンなわけです。日本では、同等の憧憬の目で見られる男性の職業がないのだが、強いて言えば「プロサッカー選手(の普及版=ディフュージョン)」って感じでしょうか。ま、アメリカの方が「体がいい」ということのバリューが高い、ということも、この消防士人気の大元にある気がしますが。日本って、男子も細っこい(そしてもみあげが長い)のが受けますもんね。

投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2008年2月15日(金) 18:17