日本のような、人を従順な奴隷に育てて社会を滞りなく運営して行こうとして成功している社会から見ると、人を自由人に育てたつもりがただの我がままで自分勝手な上に口だけで何一つまともにできないという、馬鹿の方が千倍ましというろくでなしばかり生産して、結局なに一つまともに実行できない米国というのは、ほんとうにありがとうございましたという他ない。
これが本物の自由の代償なのだと自分を慰める以外に、この米国で幸せに生きて行く術はないと、つねづね思っている。
が、どうやらそうではないということが、ぼくが密かに倫敦に送り込んでいるスパイの報告で判明した。詳しくは「ロンドンにて」の最新報告書「NI Number 取得への道」を読んで頂きたい。
要
するに、この米国のていたらくは、つまるところ英国から綿々と受け継がれてきた伝統そのものなのではないか。だとするならば、これは自由の代償などという
ネガティブなものではなく、本場英国流の伝統と文化であると、胸を張るべきたぐいのものなのではないか。そうである可能性が高い。まず、間違いない。
つまり、我々が日々味わっている諦めに似た徒労感は、実はすべて、エリス島にたどり着いた彼らが英国から持ち運んだ伝統の一部を後世に伝える大事な仕事の結果なのだと考えることができる。けっして、米国人が想像を絶する馬鹿だらけの国だからではない。伝統文化行事なのだ。
これからは、ちょっとしたことですぐに「これだからアメリカは、、、」などという初心者を見つけたら、すかさず教えてやろうではないか。
「ノー、ノー。これが本場英国流、つまりブリティッシュのやり方なのさ」
投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2008年1月29日(火) 10:05- 参照(258)
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