VIPの定義もいろいろかと思いますが、今回は大企業のエグゼクティブの話。東北大学のシリコンバレー学生研修で、訪問させていただく企業のひとつがSpansion。東北大学の大見忠弘教授に紹介していただいた会社です。実は私も聞いたことなかったのですが、いわゆる半導体の会社で、フラッシュメモリに特化した技術および製品開発をしています。富士通とAMDのジョイントベンチャーとして94年に創業しましたが、今では世界に9400名の従業員を抱える大企業となっています。そんな会社のCOO(Chief Operating Officer)のJim Doranと、昨日会ってきました。COOといえばCEOとほとんど同じ、会社の経営を司る人です。大見先生の紹介があったからこそなのですが、私みたいな者が、社員9400人の会社のトップと簡単に会えてしまうあたりが、いかにもシリコンバレー的。午後2時のアポだったのですが、うちの会社から15分くらいのドライブなので、ちょっと抜け出して行ってきたというわけです。このあたりもまたシリコンバレー的。もうひとり、R&D部門のディレクターにも同席いただいて、3名で20分ほどミーティング。我々の学生研修に対してとても親切かつ寛大ななご協力をいただけるとのことで、無事目的達成。二人ともとてもフレンドリーで、偉そうなそぶりが全くないのもまたシリコンバレー的。トップに直接お願いして、快諾いただけばこそこういうことが可能なのですが、通常シリコンバレーの企業に20数名の団体を受け入れてもらうのは、非常に難しいです。さらにそのためには、相手方にも何らかの利益がないといけません。いわゆるWIN-WINであることが必要です。今回の相手方の利益としては、実はJimの方で持ち出してくれたのですが、訪問する学生のグループの中に、将来のわが社の優秀な社員候補はいるのかな?ということでした。私はもちろんです!と(^^;)。先方が大見教授をよく知っていて、実際に半導体(ここではフラッシュメモリ)製造のためのクリーンルームの設計、施工で彼に大変お世話になっているので、東北大学はいい大学であるというイメージが刷り込まれていることも大きいと思います。私たちにとっては、ただただありがたいことです。
投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2007年3月28日(水) 23:33- 参照(597)