我が人吉高校の大先輩0方さんは、今月18日、満90歳の誕生日を迎えられます

足元こそさすがに弱ってきたようですが、今でも自分で運転し、魚釣りに行き、丁寧に庭の手入れをする日々です。でもその免許も今回で更新しないことを決意。1年単位で更新してもらえるかもしれないけど、「他人の試験官より、自分の判断の方が正しいじゃろう・・・・」 だそうです。

0方さんの話しだと、男は女と違ってある日突然、「自分はいやじゃ!まだ○○○!!」 とどんなにゴネてもどうにもならん日が必ず来るそうで、その日を境に、あきらめることができるようになるそうです。ちなみに 「女は死んでもあきらめない。」 とか。

抜けた歯は何本かあるけど、入れ歯は1本もないという0方さんは、1週おきくらいにスシトミでランチを取り、酒を1合とビールを1杯飲みながら、自分の好きな刺身と寿司を少しだけ食べられます。毎回ポツリと口からこぼれる一言に笑わされるのですが、正月早々、最高の笑いをいただいたので少しおすそわけを皆様にも・・・・・・・

私 ・・・「0方さん、奥さんも元気ですよねえ。」

0方・・・「今年85じゃが、毎朝2時間散歩しておる。若いときから口も達者で今も変わらん。ワシがひとつ言うと、みっつ言い返してくる。癪じゃからもう口きいてやらんと思って黙っていると、ワシが話すまで二日も三日もだまっておる。そこでひとつ言うてみると10言い返してくる。」

私・・・「100歳まで行けそうですね?」

0方・・・「最近死んだ人の夢をよく見るんじゃ。だからそろそろお迎えがくるんじゃないかなあと思っておる。」

私・・・「え? まさか、きれいなお花畑の向こうで、死んだ人が手招きしてるんじゃないでしょうね?」

0方・・・「いや、そうじゃないけどなあ、みんな昔のまんまで、本物そっくりでなあ。目が覚めたあと、いつも正夢じゃないかと思ってしまうくらいなんじゃ。」

投稿者: 寿司豊味ととろぐ Sushitomi 投稿日時: 2008年1月13日(日) 16:45