アメリカから小包を日本に送りたいと思っていらっしゃる方にちょっとここで豆情報。
船便は廃止になりました。その代わり秋頃からPriority Flat Rateというサービスが追加されました。
郵便局に行くと、無料でPriority Flat Rateの箱がもらえます。サイズは二通り。
●11" x 8.5" x 5.5"
●13.625" x 11.875" x 3.375"
はい、あまり大きくはないです。ところが20 パウンド(約9キロ)までは詰め放題です。20パウンド以内ならば料金は均一で世界のどこに送っても37ドル。(勿論日本へも)因みに20パウンド以上になるとこの箱では送れません。ここまではご存知の方も多かろうと思いますが、豆情報というのは次。37ドルよりちょっとお安く送れる便利な方法です。
郵便局でPriority Flat Rateの箱と税関に申告する紙を入れる透明の封筒(pouch)をもらってきます。両方とも無料です。
先ずここのサイトで自分のアカウントを作ります。USPS(米郵政公社)のサイトです。
サイン・インしたら、「Prepare to ship」の下の項目「Click-N-Ship® (Print a Shipping Label)」のページに行きます。
送り先の国を選びます。続くをクリックして、表示されているインストラクションに従って送り先の住所や送る物の明細を記入していきます。小包全体の重さを入力して次のページに進むと、普通の航空便で送る場合の料金とPriority Flat Rateで送る時の値段が表示されるのでここでどちらが安く送れるか比較もできます。
途中でtrackingをするかどうかの選択がありますが、選択した方が郵便物のトラッキングが出来るので便利です。支払い方法でクレジットカード情報を入力する箇所もあります。最後にオンライン切手、税関申告書、トラッキングのバーコード等の印刷が終わって完了。
内容物を印刷した紙の切り取り線を切ると税関用の印刷が4枚あるはずです。最後の一枚、「sender's copy」だけを自分で保管して残りの3枚を透明の封筒(pouch)に入れて箱の表面に貼り付けます。この封筒には粘着剤が塗ってあるので紙を剥げば直ぐつきます。封筒(pouch)は大きいので貼ると箱に記入した住所が隠れてしまいますが、構いません。
こうしてネットで切手を買うと$37が$35.15。重量を測ったりの手間賃だけ安くなるという事なんでしょう。郵便配達人の配達がある時に手渡せば郵便局の長い列で待たされる事もありませんし、家に居ながら郵便物がどこまで運ばれているのかトラッキングもできます。
注意:印刷した紙に投函の日付が出ていますからその日付のうちに投函しないと無効になります。投函日はネットで支払った翌日が投函日になるはずです。無人のメールボックスには投函できません。これはセキュリティー(爆弾とか)の問題のようです。自宅のメールボックスなら置いていてもOK。(配達人の方が収集してくれます)
わざわざ小包を持って郵便局並ばなくてもよい上に、少々お安く送れて便利みたいと思ったらぽちっ。
いや~矢張りもっと安い船便の方が良かったと思ったらぽちっ。
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