上カルビ寿司はまあまあだったけれど、焼肉は大満足でした。足を運んだのは、コスタメサにあるAnjinという日本の焼肉屋。Googleで検索するとこの店の人気度がうかがえます。なんでも…

  • 1時間待ちはあたりまえ
  • イチローも予約が取れないので並んで待つ
  • Dennis Rodmanも良く来る
  • World Baseball Classicの時にイチローがこの店を借り切って、メンバーと焼肉を食べた

だとか。2つめと4つめは矛盾しているようですが、いずれにしてもこの店が人気があるのは確かなよう。この店、予約を取らないから店頭ではいつも行列ができていると聞いていたのですが、そのとおりでした。開店前店がオープンするのが夕方5時。そこで4時45分くらいに店に行ってみた時にすでにこの混雑ぶり。店の中にはウエイティングリストがあるのでそこに名前を書いて待ちます。早速、ウエイティングリストに名前を書き込んでもらったのですが、残念ながらちょうど僕たちから約1時間待ち(僕の前のグループまでは開店と同時に入店できた)となってしまいました。でも、この店は携帯番号を残しておけば、用意ができたら電話してくれるので近所をぶらぶらしていることができます(例によってこの店もモールに入っている)。さて、ほぼ1時間ほど時間をつぶしたところで、電話がかかってきたので、店に飛び込みます。ついに念願のAnjinです。店頭の行列はさらに長くなっていました。店舗は小さくけれど、清潔感があります。スタッフの大半は日本人。お客は日本人が多いけれど、いろいろな人種の人たちがいました。ここの焼肉はガスコンロで焼くタイプ(ベイエリアにある焼肉屋、焼肉十番と同じタイプ)。まずは生ビールをオーダーしたところ、ギンギンに凍りついたジョッキでビールが出てきました。嬉しいサービスです。さて、早速の焼肉ですが、メニューは日本の焼肉屋とほぼ同じ。タン、トントロ(豚の頬肉)、ミノ、上カルビ、ハラミなどをオーダー。付け合せにサンチュとキムチ。早速タンからいただきましたが、これがうま~い。ため息でちゃうほどにうまい。トントロも噛めば噛むほど味わいが口の中に広がるし、カルビもこれが韓国焼肉で食べるカルビと同じとは思えない味わい。もう思い出しただけでヨダレが…店員さんも親切だし、日本の焼肉をそのままここに持ってきたような感じです。なんでベイエリアにはこういう焼肉屋はないんでしょうか。ほんと、日本のおいしいものをそのままいただけるオレンジ郡近郊にお住まいのみなさんが羨ましい。さて、前回行ったオレンジ郡にある焼肉屋Manpukuと比較してみると…Manpukuのグリルはチャコール利用、Anjinはガス利用。個人的にはチャコール利用の方が好きですね。肉の質は甲乙つけがたいです。タンはAnjinがおいしかったけど、ミノはManpukuの方がおいしかったです。カルビはどちらも遜色ないくらいおいしい。焼肉のタレは、Anjinは醤油ベースと味噌ベースの2種類が用意されています。この味噌のタレはほんのり甘くておいしかったな。最後に冷麺を食べたんですが、これはManpukuの方がおいしかったです。値段はどちらもほぼ同じでした。ちなみに、Manpukuはまだ開店して日が浅いこともあるから、僕が前回行ったときは行列をつくっているようなことはありませんでした(今では行列作っているかも?)。が、どちらも同程度にレベルが高いから、今後はAnjinの客がManpukuに流れていくかも知れません(Manpukuもそれを狙っているのではと思われる)。ところで、Anjinという店名ですが、当初はオーナーが韓国人でAnjinさんというのかなーと推測していたんですが、店員に聞いたところ、どうやら三浦 按針(みうら・あんじん)から取ったようです。こんな人がいたんですね、知りませんでした。3033 Bristol St Ste N Costa Mesa, CA 92626 (714) 979-6700

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2007年5月14日(月) 17:05