今年の半ばにアメリカギーク業界を賑わせた「偽スティーブジョブス」。
Fake Steve Jobs, 略してfsjと名乗る謎の人物が、スティーブジョブスが自ら書いているという設定の風刺ブログ、The Secret Diary of Steve Jobsを展開。それが大人気になり、あまたのメディアでも取り上げられた結果、「偽スティーブは誰だ」と大追跡が行われ、ついに、本職はForbes誌のシニアエディターのDaniel Lyonsがfsjであることが判明したのでありました。
fsjが誰かわからなかった頃は、コンファレンスのステージでビルゲイツが
「あ、偽スティーブジョブスは僕じゃないから」
と言って笑いを取ったり。そして、そのfsjが書いた小説がこのOptions。「偽スティーブジョブスの大冒険」は、私が勝手につけた邦題です。
今年あった本物の大事件である「オプションのバックデート問題」を巡るシリコンバレーとアップルとスティーブジョブスのドタバタの内幕を勝手にでっち上げた小説なり。
アップルの動向をフォローしてる人だったらかなり笑えると思います。というのも。
投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2007年12月25日(火) 20:26- 参照(232)
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