しばらく前から思っていたことがあります。

飛行機の旅が当たり前になって、大陸間移動どころか大陸内移動でさえは飛行機が当たり前の時代になっていますよね。最近はエアバスがA380という総2階建てのスーパージャンボを開発して、東南アジアの国々が数10機も発注しているとか。

一方ボーイング社の次期主力機は、B787という中型機でいくようですね。こちらもANAが一番に大量の発注をしたとか。

どちらかと言えば、私はボーイングの路線に賛成です。800人乗りなんて搭乗にも死ぬほど時間かかるし、降りるのもそうだし、不快指数上昇するばかりのような気がします。

それはともかく、化石燃料の枯渇が叫ばれてから何十年にもなります。私が小学校の頃は、石油はあと30年でなくなるといわれていましたが、30年を過ぎてもまだ当分なくなりそうにありません。なので皆さん、空の旅が永遠に続くと思っていませんか?あるいは都合の悪いことは考えないようにしていたりしませんか?

どちらにせよ、このペースで使い続ければいつかなくなる。これは間違いないでしょう。いくら新しい油田を発見したとしても、石油(原油)が生成する速度と、現在の採掘速度は違いすぎているような気がします。

それでは、原油が取れなくなってきたときにどうなるのか。

自動車はその頃までに何とかなっていることでしょう。電気充電式とか燃料電池とか。その他の電力供給も、何とかなっているかも知れません。

でも飛行機はどうにもなっていないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。電気の力だけで飛べるでしょうか?帆船のように風の力で飛ぶことはできるでしょうか?

いつの日か、再び大陸間のフライトがなくなる日が来るのではないかというのが私の予測です。そうなった時に、大陸間移動はまた昔のように船になるのではないでしょうか。それとも飛行船のようなものが何か発達するのでしょうか。

そういったことも考えて、とりわけ海外に出てきている日本人、というか日本人に限りませんが、そういう人たちは自分の人生、および子孫の人生を考えていく必要があるように思っています。ではどうすればいいのか、それはずっと考え中なので、すみませんが今の時点では何ともいえません。

先日のラジオ(NPR)によれば、航空燃料の一番大手の購入先は、ペンタゴンだそうです。要するにアメリカ空軍ですな。やっぱりこのあたりからなんとかする必要があるように思う今日この頃です。

投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2007年11月21日(水) 00:06