11月11日(日)から始まったOpenworld 2007。メイン会場のMoscone Centerは、Moscone North、Moscone South、Moscone WestのすべてがOpenworldの会場として使用され、それだけでも足りないので周辺ホテルもセッション会場となっています。
Howard St.はテントで埋め尽くされました期間中、Moscone NorthとMoscone Southに挟まれたHoward Streetは通行止めとなり、テントが張られOpenworldの会場の一部となりました。4th StreetとHoward Streetは、会場とSF市内のホテルを結ぶフリーシャトルバスの発着所と化しているので慢性的な交通渋滞が発生しちゃっています。

このイベントは非常に大きなもので、数字で表すと

  • 参加者数 43,000人(世界各国124ヶ国より)
  • 会場とSF市内を結ぶフリーシャトルバスは187台運行
  • Openworldのために予約されたホテル部屋数は73000部屋(延べ数と思われる)
  • 全会場に用意された椅子の数 6万脚

だそうです(11日に行われたOpenworld概要セッションより)。

ラリーのキーノートセッションさて、11日の日曜日には、Oracle Corp.会長のラリーエリソンによるキーノート・セッションが行われました。これはOpenworldのメインとなる基調講演ではなく(メインは水曜日に行われる)、Oracleの30年の歴史を振り返ると題して行われたキーノートです。Oracleの創業年から振り返り、現在へ至る軌跡を辿ります。

と、言ってもラリー・エリソンなんて普通は知らないですよね。簡単に言うとOracle Corp.の一番えらい人で、世界有数の金持ちです。2000年の一時期には世界一の金持ちになってます(Wikiによる)

若かりし頃の写真はGeekだよねぇ?そんなキーノート中で紹介された一枚の写真。Oracle Corp.創業時のメンバーです。若かりし頃のラリーエリソンの写真を見たのはこれがはじめてかも。こうしてみると、彼もGeekな匂いがしなくもなく、今のブランドで固めたスポーツカーを乗り回すような颯爽としたイメージとはかけ離れているように思えるのは僕だけでしょうか?

パーティさて、日曜日のキーノート終了後、ウェルカム・パーティが開かれました。パーティは、Howard Street上につくられたテントの中と、ヤーバブエナガーデンに設置されたテントの中の2会場に行われました。どちらも、ドリンク(ワインやビールも)とフードが用意され、DJや生バンドが演奏し、参加者は思い思いにパーティを楽しんでいました。
バンド演奏

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2007年11月11日(日) 07:12