サンノゼで金曜日、3歳半になるPaulineちゃんの介護犬のチワワが隣家から逃げ出したピットブルに襲われて殺される事件があった。 Paulineちゃんは生まれつき脳性まひで目が見えず、ほとんどコミュニケーションをとることができない。 そのため、介護犬のチワワの「ヘネシー」が常時そばを離れず、Paulineちゃんに発作の前兆があるとこれを知らせる役目を担っていた。 Paulineちゃんもヘネシーには心を許しているようで、ヘネシーがくるまでは硬く閉ざされたままだった手のひらも、最近ではテネシーを撫ぜるために開いてきていたという。 金曜日は、叔父とともにフロントヤードに出ていたところ、隣家から逃げ出した50パウンドのピットブル「ダーティ」が2.5パウンドのヘネシーに突進して襲い掛かり噛み付いて振り回し離さなかったという。 これを見かけた近所の友人が慌ててPaulineちゃんを屋内に連れて避難し、叔父さんはピットブルを蹴る等してなんとかヘネシーを助けようとした。 ようやく開放されたヘネシーにはまだ息があったため、すぐに動物病院に連れて行ったが、前金が払えないなら処置できないと、二軒で断られ、3軒目でようやく観てもらったものの内臓まで破裂している状態で、たとえ助かったとしてもかなりの障害が残ることになると宣告され、救命を断念した。 Paulineちゃんの家族は800ドルの動物病院の請求書とヘネシーの遺体とともに帰宅することになった。 ピットブルのオーナーはすでに当局に問題のピットブルと飼っていたもう一匹を引き渡している。
投稿者: シリコンバレー地方版 投稿日時: 2007年10月17日(水) 09:01- 参照(302)
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