サンノゼ警察は昨日記者会見を行い、月曜日におきた12歳少女の誘拐暴行未遂事件の発生から犯人逮捕までの状況を説明した。 逮捕されたのはドラッグの所持、服用などで複数の前科のある Donald Charles Bachmann (27)。 Bachmannは当日、ドラッグを使用した状態で自分のトラックを運転して近所のセブンイレブンに向かい、店員にバッテリーのジャンプスタートの協力を頼んだ。 親切な店員が自分の車のバッテリーをつないで助けようとしたところ、その店員の車を奪って逃走。Bachmannが盗難した車で走行してたところ、Walgreenでのお使いから帰る途中の姉妹が道路を横断しようとしていたところに行き当たった。 通りかかった車が一時停止し、姉妹に横断を促したところに、Bachmannはスピードを上げて突っ込んだため、12歳の姉はボンネットの上に跳ね上げられた上で道路に叩きつけられた。 Bachmannは車を戻して倒れている少女を連れ込むとその場を去り、離れた場所で暴行に及ぼうとしたが、少女に顔面パンチを喰らい、ひるんだ隙に逃げられたという。この事件を追っていた担当の刑事が、被害者少女が説明した誘拐に使用された車と酷似していることに気づき、同一犯の可能性を視野に入れて捜査を進めていたところ、車が奪われた場所に乗り捨てられていた、犯人のトラックが発見された。 また、別の場所で見つかった犯行に使用された盗難車からは、Bachmannの指紋や少女の血液などが採取された。この事件について、Bachmannの父親は暴行未遂という事実は間違いで、息子は誤って車をぶつけてしまった少女を助けるために病院に運ぼうとしていた、と反論している。 Bachmannはドラッグの中毒状態で、現在2歳になる子供がいたが養育する能力が無いとしてBachmannの両親が子供を引き取って育てている。
投稿者: シリコンバレー地方版 投稿日時: 2007年10月12日(金) 09:17- 参照(296)
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