前回の記事でコメントを下さった方々、どうもありがとうございます。実は今出張中なのですが、週末に追加の写真をいくつか撮ったので、それをアップします。前回は床の上に置いた時計だったのですが、今回は時計をガラス窓にくっつけてみました。それでも現象は観測できます。それから、かなり緩い角度依存性があることも分かりました。まずは、コメントへの答から。
- ペアガラスです。ただ、真ん中の中空層に入っているのは特殊なガスなのか、単なる乾燥空気なのか、それでどのような影響があるのか、どうなんでしょう?(知識の無さを露呈してますが)
- 2枚のガラスには全く同じ刻印があるので、同じガラスだと思います。メーカー名、型番、ANSI Z97.1 1984、16 CFR 1201-II などの情報が書いてあります。
そして、実験系の図。単純です。視点1(像が認識できて出来るだけガラスに垂直に近い角度、10 deg ぐらい)から撮った写真。上の方の像が奥のガラスに反射した赤みを帯びた像、下のほうが手前のガラスに反射した、時計の元の色と同じ(に見える)像です。
視点2(出来るだけガラスに平行に近い角度)から撮った写真。赤みは消えていますが、僅かに黄色みがかって見えます。ガラスに時計をくっつけたから実現できた視点です(最初からそれやれよ、と言われると返す言葉が無い)。
腕時計(シルバー)だけでなく、携帯電話(シルバー)、普通の紙(白)などでも試してみました。肉眼では容易に同じ現象が観測できたのですが、写真ではあまり良く見えません。暗いの部分を背景にするか明るい部分を背景にするか程度の条件の違いではないかと思います。窓から直射日光が入ってくるのが朝だけなので、頭が起きていない状態で写真をとっているのが原因です(写真撮るだけで大変)。どうもすみません。
色々な情報が後出しで大変申し訳ありませんが、何か思いつくものがあれば、教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
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