そろそろ新型コロナの自制生活から社会活動が徐々に再開を見せている先日、Space Xのロケット打ち上げが行われ、その映像に久々に興奮させられました。

実は、ロケット打ち上げには全く興味を持っておらず、最初の打ち上げがいつ行われるかなんて知りもしませんでした。が、最初の打ち上げが延期になり、順延した打ち上げまであと20分というところで、たまたま僕は家に戻り、開いたSNSでそのことを知り、家にいるなら見るかーとSpace Xのサイトに行ったところ、ちょうど打ち上げ数分前だったので見てみた!というミーハー以外の何物でもないのですが。

でも、やっぱり、こういうの見ると感動しますよねー。
カウントダウンが始まる少し前からロケットのあちこちから白い噴煙が吹き出して、ゴゴゴ…という爆音と共に火を噴いてロケットが地上から打ち上げられました。あの打ち上げ台、ディズニークルーズに行くときに遠目に見たんですよね。あそこから打ち上げられたんだよねーとかみさんと盛り上がる盛り上がる。

で、それ以上に個人的に盛り上がるのは、やはり切り離したブースターが無事に着艦するシーンでしょう。当然、ライブカメラはそのシーンを捉えるべく設置されていましたよね。でも、今回、驚いたのは、いよいよブースタが戻ってきたというその瞬間に映像が途切れて、その数秒後、映像が戻ったらブースターがもう着陸しているじゃないですか。

口に出して言ってしまいましたよ。

引田天功ですか?

だって、もうこれってイリュージョンそのものじゃないですか。

なんか騙されてない?って思ってしまった。

見てない方は、上のリンクの YouTubeの時間表記で 9:25 から見てください(画面中央下部にあるコンテンツにあるタイマーではちょうど9分のところ)。空母みたいな船からの映像がありますが、ここにブースターが戻ってきます(これは無人なんだそう)。ちなみにこの着陸艦の名称は Of Course I Still Love You というのだそうです(映像が途切れたときに Of Course I Still Love You Loss of Signal と出るのは、そういう意味です)。

ブースターが地上に戻るシーンは以前に目にしていたので、それがライブで見られる!と大興奮してたのですが、残念ながらそのシーンはライブでは見れませんでした(というか、映像が切れてましたね)。

でも、別角度から撮影した映像は後日見ました。ちゃんと戻ってましたねー。あんなこと本当にできるんだねぇ。ビックリです。

SpaceXすごいっ! そして、PayPal, Tesla, SpaceX とすべてに大成功を収めていると言っても過言ではないイーロン・マスクもスゴイ。こんな人がいるのかと改めてビックリ。

そういえば、前職のロシア人同僚の息子さんがSpaceXに就職したって言っていたのを思い出しました。ロシア人同僚は元気かなー(めちゃくちゃ飲んでいた記憶しかない)。

追記:
同じようなことを思う人は多いようで、なんで映像が切れたのかを解説した動画を発見しました。なるほど、そういう理由からだったんですね。詳しくはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=hH75bVG7HBo

と、感動したかと思うと、次に飛び込んできたニュースはミネソタで警察官がGeorge Floydさんを殺害した事件。この事件が引き金となって、全米あちこちで暴動が起こり、San Franciscoでは夜間外出禁止令が出るに至りました。

Foster Cityでの生活には何ら影響はないものの、あちこちでTargetが略奪にあっているからか、うちの近所のTargetも、急遽しばらくクローズするとのこと。

この問題の根底にはアフリカ系アメリカ人への差別があって、簡単に解決できる問題ではないけれど、だからといって暴動や略奪が正当化される訳ではない。聞くところによると、暴動の発端は警察官によるものだとか、極右が暴動を引き起こしているとか、ギャングなどの一団がトラックで小売店に乗り付けて金品を奪っているとか、いろいろな情報が錯綜していて、何が起きているのか本当のところは良くわからない。もうこうなるとコロナどころではなくなってしまった感すらある。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2020年5月31日(日) 23:59