4日目はグランドケイマンに寄港。イギリス領で、タックスヘイブンとして有名な島。
グランドケイマンでは、ゆらさんブログで知ったセブンマイルビーチに遊びに行くことにしていた。なんでも、世界で最も美しいビーチなのだとか。下船したところでタクシーを捕まえて行くことができるとのことだったので、我々もそうすることに。
グランドケイマンには、クルーズ船が寄港できる大きな港がない。そこで船は沖合に停泊し、そこから小型ボートに乗り込んで上陸する。僕たちが下船できるフロアに降りて行くと、そこには長い列が出来ていたので、その列に並ぶ。列は意外と早く進んでいて、この調子ならすぐにボートに乗って上陸できるのかな?と思ったが、そうではなかった。この列はミュージカルなどを行うシアターに続いており、シアターでは順番に着席させられた。そして、下船するためのボートが横付けされると、順番にその船に乗せられていった。僕たちが列に並んでからボートに乗るまでは約30分程度だったろうか。シアターではモニターにミッキーのアニメが流されていて、子供達は飽きることがなかった。スタッフも非常に良く訓練されており、マイクを使って効率よくお客を案内し、先にシアターに入った人から順番にボートに乗れるように、間違いがないように誘導していた。
ボートを降りて島に上陸すると、客引きがたくさんおり、シュノーケリングツアーやらウミガメツアーやらを売り込んでいた。その中に、セブンマイルビーチへのタクシーというのがあった。料金は片道1人$5。早速乗り込んだ。
目的地のビーチまでは15分弱程度で到着。小さなロータリがあって、そのまままっすぐ行けばビーチだよと教えられた。帰りはまたここに来ればタクシーが待っているからとのこと。
本当に世界一のビーチがあるの?と思いつつも言われた方に進んで行くと、
おおっ! これがセブンマイルビーチですかっ!
砂の粒度が少し粗めなのは細かく削られたサンゴから形成されているからか。砂は白く、水中で舞い上がらないため、水の美しさがいっそう際立つ。
シュノーケルをつけて泳ぐと魚たちも眺めることができ、これにはぴろ子も大興奮。
ちなみに、僕たちが連れて行かれたビーチはコーラルビーチという名前が付けられているようで、ビーチには、波打ち際近くにビーチベッドが並べられ、カフェも併設。
海からビーチを眺めると、こんな感じ。波打ち際までビーチベッドが並んでいるでしょう。
ビーチベッドはひとつ$10程度でレンタルでき、数は充分。カフェのスタッフの話だと、この施設はほんの数ヶ月前にオープンしたばかりで、シャワーやトイレも完備。ちなみに、隣には、異なる経営による同じような施設(レストラン、ビーチベッドレンタルなどなど)があった。
カフェの料金はサンフランシスコ・ベイエリアのレストランと同じような感じなので、際立って高いと感じるようなものではなかった。
午後3時までこのビーチを満喫し、後ろ髪引かれる思いでロータリーへと行くとタクシーが待っていてくれた。
クルーズの難点は、ここでゆっくり過ごしたくとも、それが許されないこと。次回は、グランドケイマンのビーチホテルでゆっくり過ごすのも良いなと思いつつ、タクシーは一路クルーズ船へと向かう。
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