クルーズ3日目はメキシコはコズメルに寄港。
今回のクルーズでは4箇所に寄港するが、いずれも、朝到着し、夕方には乗船しなくてはならない。
我々はコズメルではイルカと一緒に泳ぐアトラクションに事前申し込みをしていた。こういったアトラクションに申し込むと、時間と集合場所(船内のレストランなどの場所)が指定されるので、そこに集合する。そこで注意事項を受けて、全員で移動する。我々もぞろぞろと皆で下船し、ツアーガイドに従ってタクシーに分乗してDolphin Discoveryという施設へと連れていかれた。ちなみに、Dolphin Discoveryはコズメル以外にもあちこちに施設がある。
この施設は、イルカと泳げるプールの他にもプールやビーチがあって、ゆっくりと1日遊べる。レストランやバーも併設され、オールインクルーシブなので飲み放題(もちろん、酒も)食べ放題!
現地に到着後、早速着替えて、イルカプールへと案内される。イルカプールも複数あり、参加者はいくつかのグループに分けられた。インストラクターの案内に従い、プールに入る。僕たちのグループでは、イルカにタッチしたり、握手したりといったことからはじまった。ぴろ子は大喜びだが、ぴろ太郎はイルカを若干怖がっていた。
隣のプールを見ると、イルカに足の裏を押してもらって泳いだりしている人たちが目に入る。僕たちも、次はあれができるのかな?と思いきや、「はい、今日はこれでおしまいです!」
えっ、ドルフィンスイムは!?
ドルフィンスイムを楽しみにしていたぴろ子が泣き顔になる。
プールを出てから、かみさんがスタッフに掛け合って状況を理解。イルカとのアトラクションには、イルカと泳ぐドルフィンスイムの他に、ドルフィンエンカウンターという触れ合いのみのプログラムがある。ドルフィンスイムは年齢制限があり、3歳児のぴろ太郎は参加できない。仕方ないので、かみさんはエンカウンターに申し込んでいたが、早いうちから申し込んでいたので、もうすっかりそのことを忘れて、ドルフィンスイムをするもんだと思ってしまっていた。
この施設、クルーズ客で貸切なんて訳はなく、一般客もどんどんやって来ており、イルカとのアトラクションも次から次へと行われているので、ぴろ子とかみさんでドルフィンスイムに申し込み、僕はその間にぴろ太郎とビーチで遊んでいることにした(ちなみに、僕とかみさんは以前カンクンでドルフィンスイムを行ったことがある。今回、ぴろ子は大人同伴でドルフィンスイムに申し込めるとのことでかみさんが同伴することに)。
施設案内図を見たら、ドルフィンプールのすぐ隣に、小さな入り江があったのでそこへ行ってみた。ビーチにはパラソルとビーチベッドが並んでいたので、そこでぴろ太郎と水遊び。ぴろ太郎は大はしゃぎ。人も少なく、ゆったりと過ごせて僕も満足。
水が若干濁っているように見えるけれど、それでも十分に綺麗。人工的な入り江になっていて外洋からの水が入り込みにくくなっているためだと思われる。すぐ隣の外洋は透き通るようなブルーで、これぞカリブといった雰囲気。入り江内はぴろ太郎でも背が届くので安心して遊ばせられた。
その後、ドルフィンスイムを終えたぴろ子とかみさんと合流して、この入り江で遊ぶ。しかし2回もいるかと戯れる親子も珍しいらしく、施設の人も気を利かせてくれ、スイムの料金を大幅に値下げしてくれた上に、かみさんとぴろ子のドルフィンスイムの際の写真もパッケージに含めてくれた。写真がめちゃめちゃ高いので、これはうれしいサービスをしてもらった。そんなこんなで気がつくと、集合時間1時間前で、まだ食事も済ませていない。遊び足りない子供達に言い聞かせて、大急ぎで食事を済ませる。僕もここぞとばかりにビールとカクテルを流し込む。着替える時間もないので、ざっとシャワーで砂を流して、バスタオルで水を拭いて、集合場所へ移動。ちなみに、帰りの集合時間は1時、2時、3時といった具合にいくつかあるが、我々は最後の集合時間の3時半にタクシーでクルーズ船へと戻った。
コズメルに寄ったとは言え、ずっとDolphin Discovery内にいたので、ダウンタウンなどはタクシーから眺めた程度。ただ、街の雰囲気は以前訪れたカンクンに近いように思える。またゆっくりと訪れたい場所だ。
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