6月29日
ぴろ子、5歳の誕生日おめでとう!
6月上旬に開いたバースディーパーティには30名弱もの友人が集まってくれましたね。自宅でぴろ子の誕生日をお祝いした際には、マミー手作りのケーキを上手にデコレーションしてくれましたね。もういろいろなことができるようになっていて驚きました。
君が生まれてから、早いものでもう5年も経つのですね。5年前に病院で、顔がぷっくりとむくれた赤ちゃんが取り出されたときには、心底、パタリロが生まれたんじゃないかと思いました。と、同時に、(幸か不幸か)その顔に自分の家系に間違いないという確信を持ちました。幸いにして顔は毎日のように変わっていき、ほどなくしてごく一般的な可愛らしい乳児になってくれました。ぴろ子の寝顔の写真を見た、いつも辛口な女性の同僚は、「こんなに均整の取れた顔立ちの女の赤ちゃんは見たことがない」と手放しで褒めてくれたのは今でもしっかり覚えています。
ぴろ子は、乳児の頃から、よく眠り、よく食べ、なんにでもチャレンジして、多くの友達に囲まれた女の子に育ってくれました。あれは2,3歳の頃でしょうか、公園に連れて行くと、見知らぬ年上の子供たちに、"Hey Guys, let's play together!" と大声で話しかけていたのには驚きました。今通っているスイミングスクールでは、ぴろ子のレベルの同年代のクラスが夕方開いていないため、年上のクラスにひとり混じらせてもらっているけれど、体格の良いお兄さん、お姉さんに負けじとがんばっている姿に僕も励まされています。
乳児期は、ハイハイが出来たり、寝返りができるようになると、今日はこんなことが出来るようになった!とできるだけ書きとめるように努めましたが、プリスクールがはじまると、プリスクールでいろいろなことができるようになりました。僕が、ぴろ子が新しいことが出来るようになるのに気づいても、それはぴろ子にとってはそれはもうとっくに出来るようになっていて、ぴろ子にとっては新鮮ではなくなっているということも多々あり、そうなるといつからそれができるようになったのかが分からないため、記録をつけることも次第に減ってしまいました。そういうこともあってか、僕の中では、2歳を過ぎて話し始めるようになったあたりまでの記憶が色濃く脳裏に刻まれているのだけれど、その後の成長の記憶は多少薄いのです。なので、「このまえ単語を2つ3つ並べて話せるようになったばかりだったのに、いつの間に、文脈に沿って会話できて、謎々遊びもできるようになったんだろう?」って内心思い返すことがしばしばあります。
2年間通ったプリスクールは楽しめましたか?
お弁当は美味しかった?量は少なくない?
僕はぴろ子にとって良い父親ですか?一緒の生活を楽しんでくれていますか?
散歩すれば、すぐに手をつないできてくれますね。ぴろ子が僕の手をぎゅっと握りしめてくれる度に僕は満たされた気持ちになります。と同時に、いつまでそうしてくれるのか分からないと思い、その感触を忘れないようにしようと思っています。
大学生の女の子のお父さんであるお隣さんが「女の子はすぐに家を出ていくよ」と言っていたので、ぴろ子に、「ぴろ子もいつかこの家をでるのかな?」と聞いてみたら、ぴろ子は「ダディとマミーとずっと一緒にいるよ!」と言ってくれましたね。涙が出そうなほどに嬉しかったです。
5歳の誕生日おめでとう。
これからもずっとウチの中を明るくにぎやかにしてくださいね。
僕もぴろ子と共に成長できるようにがんばります。
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