1月6日
一泊したゲストハウスをチェックアウトする。その際、仙台の福引景品で得た米を差し上げた(仙台から稚内、そして長野と一緒に旅してました・・・重かった)。
長野発8:48amの新幹線で金沢へ向かう。金沢到着9:54am。昨日の北陸新幹線もそうだったが、車内がらがら。
ちなみに、金沢に向かう途中、糸魚川付近で日本海が車窓から見えるが、車内アナウンスによると、東京圏から最短で日本海が見えるのが、このルートなのだそう。
金沢到着後、兼六園と東山を散策。
金沢駅。北陸新幹線開通にあわせて、駅舎が建て直されて、ガラスのドームとどでかい木造の門が建ってました。立派だけど、無駄にお金かけた気がしなくもない…
兼六園は全く雪はなし。僕が旅した一月あたまは日本列島全体が異常なくらいな暖冬でした。
兼六園に向かうために乗った路線バスの運転手の話術が巧みで驚く。いうのも、金沢の市街を走る複数路線に乗れるパスを購入する旅行者が多いのだが、この使い方が結構複雑。
何が難しいかというと、こんな感じ。
- 有名観光地を回る市内巡回バスにはパスで無制限に乗れる
- 市街を走る路線バスは、パスを使って一定区間までは追加料金なく乗れるが、一定区間過ぎたら追加料金発生
- パスを全く使えない路線バス
がある。僕が乗ったのは2番目で、パス利用者は、乗車時に整理券を取る必要があるのだが、それを知らないパス利用者が多い(というのも、市内巡回バスに乗れば、そんなの必要ないため同じと思ってしまうのだろう)。
バスの運転者は、金沢駅を出発してから、これらの違いをアナウンスしていた。金沢も外国人旅行者が多くて、そのほとんどがパスを利用していた。運転手は、外国人旅行者がパスのみを見せて降車しようとすると、整理券はないですか?次からは整理券を取ってくださいねと英語で解説していた。
東山エリア。路地が迷路のように入り組んだ昔の町並みが残る。なかなか風情のある場所。
金沢と言えば海の幸。が、今回の旅で石巻から函館、稚内と歩いたので、それほど興味をそそられず。近江市場は足を運んだが、昼飯に食指が動いたのは、これ。
金沢カレーなるカレー店。カレーがスーピーじゃなく、かなりねっとり。オーダーしたミルフィーユカツはクリスピーで美味かった。
金沢発14:51のかがやきで東京へ(東京到着17:28)
東京駅でネット接続し、この日のステイ先にアパホテルを予約。またゲストハウスにしようかと思ったけれど、アパホテルも一泊5000円と値段にそれほど開きがないのでアパホテルに。そのままホテルへ。荷物をおいてから代々木八幡のワインバー「サンサン」へ。この店、日本で生産されたワインのみを扱う小さなワインバー。お店にははじめて足を運んだのだが、この店のオーナーご夫妻とは以前に一度お会いした。というか、遠戚にあたる。僕の妹の旦那さんの弟さんの奥さんがお店のオーナーで、妹の結婚式でお会いした。その披露宴でのワインをお店から提供してくれて、なるほど、日本のワインも面白いのがあるんだなーとかねがねお店に足を運んでみたいと思っていたが、ついに実現。
僕が店のドアを開けたとき、常連のいかにもキャリアウーマンと見える女性が一人で飲んでいた。
彼女と入れ替わりに、男性客が1名、そしてまた1名入ってきて、私を含めた3人の男性客が間隔をあけて座る。後から入ってきた2名はお互い面識はないが、お店の常連らしくそれぞれにオーナーとは話をする。適当な折を見て、僕がオーナーに「あのぉ、私、お店に来たのははじめてなんですが、以前オーナーさんとはお会いしたことがありまして・・・」と切り出し、経緯を伝える。先方も僕を見て、「あれ、どこかで見たことがる」と思っていたそうだが、はっきりしたことが分からないので口に出せないでいたらしい。
そのうち、一人のお客(大手建築会社勤務)が、来月にチェコに赴任することになったとオーナーに切り出した。なんでも彼は、つい昨年まで東南アジアに赴任していたそう。
その話を聞いたオーナーが、「あれ、今日は海外関係の方が多いですねぇ」と振り出し、僕がサンフランシスコベイエリアに住んでいることを彼に伝えた。
もう一人のお客も、外務省勤務であることが明かされ、海外生活の云々についてカウンターの男3名で盛り上がる。
そこでふとある記憶が蘇る。
そういえば、先日、San Mateoで一緒に飲んだFoster Cityに住んでいるYさんも大手建築会社勤務だったよな、と。
確か、チェコ赴任する彼と同じ会社じゃなかったかな。そうだよ、確かそうだ!
そこで、チェコ赴任の彼に、「御社でサンフランシスコ赴任しているYさんご存知ですか?」と聞いてみたら、「はい、知ってますよ!」との返事が。
おおっ、なんて世界は狭いんだ~。こんな偶然あるの?と話が盛り上がる盛り上がる。
家族構成とかもあっているし、人となりも合致する。チェコ赴任する彼とYさんは同期入社だったのだそうだ。
狭い!世界は本当に狭い。彼は名刺を差し出してくれました。
と、一通り盛り上がったあとで、FacebookにあがっていたYさんの写真を見せたら
えっと・・ 全然知らない人です。
と言われて、話がしぼみました。
まぁ、しぼんだとは言え、見ず知らずの人たちとメチャクチャ盛り上がって、楽しかったので良しとしましょう(本当か?)。みんな良い人たちでした。
Yさんには後日、メールでこんなことがあってYさんネタで盛り上がったのですが、全然違う人だったそうです。とお詫びしておきました。Yさんも素晴らしい方なので、盛り上がっていただけたなら光栄ですと言ってくれました。
この後、ホテルに戻って就寝。
後日談。
以前、ベイエリアの日系建築会社の駐在さんたちには太いつながりがあると聞いていたので、ベイエリアに戻ってからYさんに、サンフランシスコ駐在の○○会社(チェコ駐在になった彼の会社)の人知ってます?と聞いたら、よく知っています!と名前を教えてくれました。
そこで、チェコ駐在さんに、「先日は失礼しましたが、私が御社勤務と勘違いしたYさんは、あなたの同期の方知ってますよ~」とメールでお伝えして、一応フォロー(というのか?)しておきました。ご丁寧な返信もいただきました。
四日目まとめ
- 通常購入した場合のこの日の運賃(特急券含む)23,080円
- アパホテル、安くて快適でびっくり(九段下のアパホテルにステイ)。チェックイン・アウトも自動化されていて悪くなかった
- 東京駅にて、ユニクロに行って仙台のユニクロで購入したが着なかった服を返品した。北海道は寒いだろうからと用意したが幸い暖冬で袖を通すことはなかった。<>
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