オッペンハイマー監督が『アクト・オブ・キリング』に続き、インドネシアにおける虐殺を追ったドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』のパンフレットに原稿を書きました。 何度も繰り返し出てくるジャンピング・ビーン(トビマメ)についての考察です。 トビマメたちの沈黙 町山智浩(映画評論家) 『ルック・オブ・サイレンス』には何度も、飛び跳ねる豆の映像がインサートされる。あれがもしメキシコ原産のいわゆる「トビマメ」だとすると、豆の中には蛾の卵が産みつけられているはずだ。孵化した幼虫は豆の中身を食べて ...
投稿者: ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 投稿日時: 2015年8月1日(土) 08:00- 参照(295)
- オリジナルを読む