はじめてFoster Cityに足を踏み入れたのはかれこれ15年ほど前だろうか。
道路を走れば、緑広がる公園が幾つも目に入り、街の中央部から広がるラグーンに沿ってカラフルな家々が並ぶ。なんとも綺麗な街ではある、表面上は。裏を返せば、どこを切り取っても画一的でホモジニアス、人間臭さや街の躍動感みたいなものは全く感じられない。ちょうどその時期に、ジム・キャリー主演の映画、トゥルーマン・ショーを見た。映画で出てくる主人公の住む街は、どの家庭も同じ家族構成で同じような家に住み、どの家庭も毎日決められた時間にごみを出し、決められた時間に出社する・・。あたかも正確に動く歯車のように誰もが生活している、まさにFoster Cityこそがその映画の街なのではという印象を持った。
それから13年の月日が経ち、まさか自分がこの街に居を構えることになるとは夢にも思わなかった。が、住めば都とはよく言ったもので、気に入らない点はあれど、小さな子供がいる身となっては安全と学区を最重要項目に考えると、この街は優れている。と思う。
そんな週末に、同じくFoster Cityに住む友人家族から誘いを受け、彼らの持つボートに乗ってFoster Cityのラグーンでゆっくりと週末のひと時を過ごすというなんともセレブでハイソなイベントに参加したのでありました。
普通ならその友人宅まで行って乗船となるものの、なんとウチの玄関出て5秒のところまでボートで乗り付けてくれるというので、お言葉に甘えることに。
ベンチに座って向こうからやってくる友人ボートを待つかみさんとぴろ子。ぴろ子は既にワクワク。
まずはセントラルレイクの中央付近まで行き、ビールで乾杯。
それから、Sea Cloud Park方面へとゆっくりとボートを進ませました。
Luckyの入るモールは垢抜けませんが、ラグーンから見ても垢抜けなさ加減は変わらず。このモール、どんどんテナントが抜けて、空き物件が増えてますが、今後どうなるのでしょう?今思うと、いっそのこと再開発されてしまった方が良かったんじゃないかと今更ながら思ったり。
Sea Cloud Park方面に向かうラグーン沿いの家はどこも立派です。
ラグーンに面して大きな窓がいくつもあり、庭には屋外テーブルや綺麗に手入れされた花壇、ボートにカヤック、そしてジャングルを思わせる彫刻などが飾られています。
色鮮やかな花が咲いています。手入れも大変だろうなー。
この家は庭にフラミンゴに象、写真にはありませんがカバのオブジェもありました。プチ・ジャングルクルーズ気分。
花壇も綺麗に整備されていますが、卵形の釣り椅子。なんともメルヘンチックです。
この家の庭にはいくつもの椅子が出ていました。パーティでもするのかな?
普段見ることのできない方向から家々を眺めるのは、なかなか趣深いものでした。
ボートに乗せてくれた友人家族に感謝です!
さて、ウチもボートが欲しくなってきたぞ~ カヤックでもいいけど。
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