Shark Fin Cove
その名のとおり、サメの背びれのような形をした大岩が、小さな入り江の真ん中にぽつんと立つ。
一号線を南下して、サンタクルーズカウンティに入り、Davenportの街を過ぎたところで海側を注意して見ていると、一瞬だけこの岩を目にすることができる。
このあたりはいくつもの天然の入り江があり、Shark Fin Coveの南隣には、Boon Doon Beachがある。こちらはShark Fin Coveよりも、広くて明るい砂浜の広がる入り江。
人の姿はほとんどなく、風が強いため踏跡はすぐに風紋になる。
新緑鮮やかな丘陵、真っ青な空と海。燦燦と輝く太陽。ずっと眺めていても飽きることがない景色。
ここに地終わり海始まる。太平洋の向こうは日本。
一号線のドライブはどうしてこんなにも爽快で心地良いのでしょう。丘を登れば、はるかかなたまで続く海岸線に目を奪われ、丘を下れば、波と併走しながら小さくも可愛らしい砂浜の美しさに釘付けになる。
車を停めれば、潮の香りと波の音に癒される。逐一すべてのポイントに車を停めて、一日中景色を眺めていても飽きないんじゃないかと思える。いつか、太平洋を眼下に見下ろす家に住んでみたい。
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