地元、Foster Cityの再開発の話です。

以前、Foster Cityの再開発計画の記事を書きました。その中に、Beach Park沿いにボートを停泊できるマリーナと住宅および商業施設をつくる計画があると記しました。先日、市役所にて、その計画の公聴会が開かれ、反対意見多数で否決されたそうです。

公聴会には、会場内に入りきらないほどの大勢の市民が詰めかけた模様。市議会議員らは、交通や学校の定員の問題が解決するまでは、これ以上、住宅建設を認めないという方針で合意したそうです。

今回のマリーナ造成プランは、他の住宅建設プランと多少毛色が違う点があったようです。それは、マリーナをつくるという計画が、Foster Cityの名前の由来にもなったこの街の開発者であるT. Jack Fosterのプランにあがっていたこと。ひょっとしたら、このプランがマリーナのみの造成であれば違った結果になったりもしたのかも知れませんね(でも、やはり住人からすれば交通量増大は認められないかな)。

という訳で、Foster Cityのこれ以上の住宅建設はまずもって住民の理解が得られないという状況に陥っているようです。

さて、一方のSan Mateoや、Redwood Cityですが、こちらは住宅の建設ラッシュが続いています。特にRedwood Cityは、住宅価格の値上がりに伴って市の歳入が増え、27億円もの余剰金があるようです(1ドル100円換算)。また、噂では、GoogleがRedwood Cityにオフィスを開くのだとか。そうなれば、Redwood Cityとその周辺部の地価はますます値上がりしそうな予感・・。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2015年3月1日(日) 00:10