台湾のB級グルメに麺線なるものがあるそうで。これが日本でひそかなブームだと聞いて、台湾人同僚にお薦めの店を聞いて行ってみました。
薦められたのは、Cupertinoにある Ma Ma Chen's Kitchenという店。中華に似つかわしくないほどに小奇麗な店でしたが、人気があるようで非常に込み合っていました。
店内に足を踏み入れると、ぷぅ~んとほのかに臭い香りが漂います。これ、豆腐を発酵させた臭豆腐の香りに違いない。綺麗な店内なのに、この芳しさ・・ あぁ、クセになりそうな香りです。
この店、メニューの品数が多くてびっくりしたんですが、更に驚いたのは、メニューに日本語表記されていたこと(ちょいと怪しい日本語もありましたが)。僕が行ったときは、お客はチャイニーズばかりで、店員にも中国語で話しかけられました。
オーダーしたのは、E13の大腸麺線。大腸とあるように、豚の大腸が入った麺線です。注文して、数分で出てきたのが、こちら。
とろみのついたスープは鰹ダシがメインで、日本のそば汁とそれほど遜色ない感じではありますが、弱めの酢が利いています。スープには、竹の子、シイタケ、そして豚の大腸(大腸と書くとアレですが、ホルモンですね)が入っていまして、このホルモンがちょっと臭みがあるものの、スープの酢がそれを調和してくれます。
スープには、薄切りニンニクや、焦がしタマネギが入っているのですが、この焦がしタマネギが甘くていいアクセントをつけてくれています。
日本のラーメンのようなパンチはないもけれど、すっきりしたダシと、酸味と、臭みがマッチしたクセになる味です。はまる人がいるのも理解できます。
Ma Ma Chen's Kitchen
19052 Stevens Creek Blvd Cupertino, CA 95014
(408) 996-8877
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