Sausalitoの海洋生物センターにある動物病院にはほぼ毎日のように、病気や怪我をしたアシカを目撃した人から「助けてあげて」と連絡が入る。 先日もPajaro Dunesのビーチで大勢の人がいる中でぐったりして動かなくなっていたアシカが救出されて運び込まれた。 アシカを目の敵とする漁師の中には銃で撃つ人もいるが、多くの一般人に取って愛らしい目をした大型の哺乳類が苦しんでいたら助けてあげたくなるだろう。 しかし、アシカの頭数はここ数年、年間6%という勢いで増加しており、体が弱かったり、餌を取るのが下手な個体が死んでゆくのは自然の摂理という説もある。 カリフォルニアのアシカは1972年には2000~3000頭しか存在しなかったが、現在は30万頭にふくれあがっており、これ以上増やすと生態系を壊す事になる。
投稿者: シリコンバレー地方版 投稿日時: 2007年8月22日(水) 09:15- 参照(672)
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