7月4日の独立記念日を、今年はボストンで祝うことができた。義父が、「1年に2度しか一緒に時間を過ごすことができないから」と、奮発して花火の見えるホテルの部屋を予約してくださった。感謝感謝。ボストンへは前日7月3日の午後出発。実家から1時間ちょっとでダウンタウンにあるホテルへ到着。ホテルの周りはBack Bayと呼ばれる、古いレンガの建物が連なる地区で、お洒落なNewbury Streetへも歩いていける便利なところ。夕食は義母の大好きなLegal Seafoodレストランでシーフード三昧。その後、義母をホテルに送り、私たちと義父はBoson Pops Orchestra のリハーサルを見に、チャールス川の近くの"Hatch Shell"と呼ばれる屋外会場へ。明日のコンサート&花火はホテルから見る予定だったので、生の音楽を聞きに前日のリハーサルを見に行こうというわけだった。しかし。。。たかがリハーサルと思いきや、人、人、人。。。音楽が聞こえるところまではたどり着けたが、舞台は遥か遠く、豆粒状態。コリンはのりのりで、音楽に合わせてくるくる回りながら踊って、周りの人の笑いを誘っていた。翌日の4日は、ショーンがそれはそれは楽しみにしていたFenway ParkでのRed Soxの野球の試合!New Hampshire, Bostonに来て気づいたのは、み~んなRed Soxのシャツを着ていること。ボストンに住んでいる時は気づかなかったが、他のチームのシャツを着ている人は皆無である。Red Sox Nationと言われているが、本当にみんなRed Sox命。ショーンの仕事仲間のご主人(ボストン在住)がRed Soxの関係者で、ラッキーなことになんとプライベートツアーをしてくださることになった!この方は今日は休日なのに、私たちのために来てくださった。まずは、普通は入ることができない、選手のベンチのすぐ横に案内された。この日は真夏日で、影がない野球場、汗が吹き出る暑さ。暑い中、選手がでてくるのを待っていると、一人の選手がベンチから出てきて、リアムと他の子供たちにサインをくれた。(いまだにあの人が誰だったのかわからない。。。)もちろん、このチャンスのためにサイン用のボールを持参。そして、もう少しするとJosh Beckettという有名な投手がでてきた。これにはリアムよりショーンのほうが大興奮!(写真下)一生の宝物となるだろう。その後は、スィートルームに通された。通常企業が借りているこのスィート、エアコンが効いていて、飲み物やスナックも常時。あまりの暑さに、水をここでたくさんいただいた。抜群の眺めだし、あ~、ここで試合を見てみたい~と思いきや、私たちの座席は一番安いブリーチャー席。現実はそれほど甘くない(涙)。ちなみに、このスィート、1試合$5,000から$10,000で借りられるそうだ。もうこのスィートに足を入れることは一生ないだろう。。。IMG_4658試合が始まったが、あまりの暑さにコリンはぐずぐず。地下に大きな扇風機があるので、私はコリンを連れて涼みに。義理の母も暑さで気分が悪くなり、3回裏でギブアップ。もうホテルに戻るということ。Red Sox命のショーンでさえも、あまりの暑さに「もう帰ろう」と同意し、皆でホテルへ。ホテルのベッドに寝そべりながら、 残りの試合鑑賞。試合はRed Soxの負け。「負け試合を、あの暑さを我慢しながら見なくて良かった」と義父とショーンは慰めあっていた。夜はホテルの部屋から花火を鑑賞。テレビでは生中継、窓の外は本物の花火、と贅沢な夜を満喫した。

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2011年7月3日(日) 22:30