3日間熱と節々の痛みにうなされていました。
3日間は解熱剤もあまり効果が無く
背中が痛い、腕が痛い、お尻も痛い
横になってあっちを向いてもこっちを向いても
体中が痛くて頭が割れるように痛い。
こんなはずじゃなかったのにと
骨粗しょう症治療の点滴を受けた事を後悔していました。
4月に治療が決まっていたのですが
直前に副作用が怖くなって予約をキャンセルしてしまいました。
あれから1月間
(1) 口腔外科の先生のお話では顎骨壊死の例を見たことがない。 つまり可能性が低い(たった一人の先生の体験で全く気休め)
(2) 抜歯の前に血液検査で顎骨壊死の可能性を調べる事ができる。
(3) 抜歯を回避して治療が可能。 これも一人の先生の意見で気休め。
(3) 3人の先生から「可能性の低い副作用よりも可能性の高い骨折の方が心配」と言われる。
そして決定的になった理由は
(4) 長く料理をしていると背中が痛くなる。
というような理由で又治療を受けることに決めたのです。
副作用に関しては知っていたつもりだったのに
全然考えていなかったのは治療直後に出る一過性の副作用でした。
一過性の副作用があったんですね。
同じ治療を受けているお友達のお話では
「次の日にちょっと背中が痛くなったくらい」
としか聞いていませんでしたから
治療の前に見せられた紙に
数日熱が出て筋肉痛、関節痛、吐き気があると書かれていても
「人によってはこういう症状も出る場合があるのですね」
等と他人事のように看護婦さんと話をしていたのでした。
この一過性の副作用は出る人と出ない人があるようです。
私は経口薬のフォサマックスを飲んだ時も1週間くらい気分が悪かったので
余程体に合わないのでしょう。
このビスホスホネート剤の点滴治療は一年に一回を5年続ける予定になっていますが
これを最初で最後にしょうかと思っています。
その代わりこれからは
(1)カルシウム1200~1500 mg、ビタミンD 2000IUのサプラメントをとる。 (血液検査でDが不足)
(2)歩く運動 30分
(3)10分 太陽を浴びる
(4)30分筋力を強くする運動(Resistance Exercise)
で改善していくつもりです。
下記はWIKIからの情報です。
用途
(1) ビスホスホネートは骨粗鬆症、変形性骨炎(骨ページェット病)、腫瘍の骨転移、多発性骨髄腫その他骨の脆弱症を特徴とする疾患に対し用いられる。
(2) 骨粗鬆症やページェット病に対してはアレンドロネートやリセドロネートが第一選択薬として一般的である。これらが効果がない場合や消化器官の異常を訴えるのならばパミドロネートの静脈注射が利用される。ラネル酸ストロンチウムやテリパラタイドが難病に、選択的エストロゲン受容体モジュレーターのラロキシフェンが閉経後の女性にビスホスホネートに投与されることもある。
(3) 高用量ビスホスホネートの静脈注射は乳癌の骨転移の進行を抑える効果がある。
(4) 放射性テクネチウムに混ぜることで、骨疾患を調べることに用いられる。
(5) 骨形成不全症の子供の骨折率を下げるのに使用されるようになった。
副作用
(1) 経口ビスホスホネートは胃の不調や食道の炎症、びらんを引き起こす。これらは内服後30から60分間まっすぐに座っていることで予防できる。
(2) ビスホスホネートの静脈注射は初回に発熱やインフルエンザ様の症状が出る。これはビスホスホネートが人のγδT細胞の活性化を引き起こすためであると考えてられている。これらは以後は発生しない。
(3) 電解質平衡異常をわずかに増加させるリスクがある。しかし、定期的なモニタリングが必要なほどではない。
(4) 慢性腎不全の場合、排出の速度の低下があるため、投与量の調整が必要となることがある。
(5) 高度の骨や関節、筋骨格系疼痛の報告が多数されている。
(6) 最近の研究で、ビスホスホネートは女性の心房細動のリスクファクターと報告された。炎症反応やカルシウムの血中濃度の増減がその原因と考えられる。ある研究は、心房細動の3%はアレンドロネートの使用によるものであると評価している。しかしながら、たとえ心房細動の高いリスクを持っている集団(心不全・冠動脈疾患・糖尿病などの患者)でも、今のところビスホスホネートの利益はこのリスクを上回っていると信じられている。また、この研究を否定し、リスクファクターであるとのエビデンスは得られなかったとする研究も存在する。
(7) 長期間にわたるビスホスホネートの使用が特に大腿骨の転子下で骨代謝回転の過剰な抑制を引き起こすことが懸念されている。これにより骨の小さなひびが治らず、最終的にはそのひびがつながり、非定型の骨折をすると考えられている。この種の骨折の治療は極めて困難で、自家骨移植などの治療は全身骨が既にビスホスホネートに侵されているため適応がない。現在なお、この合併症は一般的でなく、骨折の減少の利益の方が大きいと信じられている。
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