ブログ経由、ツイッター経由、その他経由で、ここ数年けっこう学生のみなさんとコミュニケートする機会があります。私と会って話を聞いてみたいとか、こちらのバイオテックを見てみたいとか。なんかずいぶん時代が変わったな~と感じます。
学生の頃、正直言って私は、すでに社会人となっている先輩とかOBとか(同じか?)、とにかくオトナ全般とのコミュニケーションがかなり苦手でした。研究室のように仕事場的なところではそれなりにうまくやっていたのですが、仕事場でない、サークル関係とかいわゆるインフォーマルな場でのおじさんたちは好き勝手なことばかり言うし、時には説教モードに入るし(^^;)みたいなことを思っていて。つまり私自身に、恥ずかしながら、先輩からいろいろ学ばせていただこうという本来あるべき気持ちが全然なかったということです。
とある文系サークルにかなりどっぷり浸かっていたのですが、5年に一度、大々的なOB会みたいなのがあって(今も継続中ですが)、その都度現役部員の中からも、誰かが事務局的雑用をする必要がありました。5年に一度のイベントなので、どの学年でも回ってくるわけではなく、学年の巡り合わせというものがあります。留年したりしてちょっと長く在学していたことや、その他いろいろあって私はこの事務局的雑用係を引き受けることになってしまいました。
もともとそれなりにまめな性格ではありますので(^^;)、概ねそつなくこなしてはいたのですが、基本的にはイヤイヤやっていたところがありました。何と言ってもオトナとのコミュニケーションが苦手だったから。ほんとにアホで世間知らずな若造だったということです。
80年代後半のことですから、もちろんまだネットも電子メールも携帯もなく、今では想像することすら難しい、固定電話や郵便でコミュニケーションをしていた時代です。
考えてみると、ネットが普及する以前の時代の学生には、社会のことを知る手段がテレビ、ラジオ、新聞、雑誌しかありませんでした。でもテレビは娯楽番組(たとえばオレたちひょうきん族)と音楽番組(たとえばザ・ベストテン)の全盛期とも言える時期だったし、いわゆるバブル時代だったし、学生が将来のことを真剣に考えるという雰囲気ではなかったように思います。よくわかんないけどどうにかなるぜ、みたいな。
もちろんもっとしっかり考えていた学生もいたのでしょうが、少なくとも私は世の中のことなど何も考えていない、勉強とかは多少できた方だったかも知れませんがそれだけの、本当はもっと考えるべきことがたくさんあったのに何も考えない、本質的にはアホな学生だったことを痛感せざるを得ません。
その後インターネットや携帯が急速に発達し、やる気さえあればありとあらゆる情報が手に入る時代となって、いまどきの学生さんたちは本当にいろんな情報を手に入れて、積極的な活動をするようになりましたね。そして実際に行動を起こす人がたくさんいるということを実感しています。必要と思えば海外まで行って興味を持った人に会ってみるとか、自分の学生時代には想像すらできないことですが、みなさん本当にすごいです。
もちろんそういうのは単に一種のブームなのかも知れないわけで、多くの人がやってることをとりあえずやるだけでは、差別化という点ではあまり意味が無いのかも知れませんが、それでもなお、実際に動いてみた経験というのは無駄にはならないと思います。
私自身もまだまだ人生の途上であり、もっとこうなりたいとかああなりたいとか思いながら毎日を過ごしていますが、そんな途中経過のケーススタディであっても、多少なりとも参考になるのであれば、訪ねてくる学生さんとの面会は都合がつく限りいつでも歓迎ですので、右にあるメルアドから連絡ください。
バイオテックを見てみたいという場合も、私が今の会社にいる限りは(^^;)ほとんどいつでも可能です。また状況によって私よりもこの人と会ってみたらいいんじゃない?と思われる場合は、私は単なる窓口として機能し、できる範囲で他の人を紹介することもあります。
投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2011年1月7日(金) 23:26- 参照(143)
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