買出しが終わってトランクに食料品を詰め込み車に乗り込もうとドアに手をかけたら窓に自分の顔が映りました。びっくりしました。そんなはずじゃない自分の顔でした。自分が見慣れた顔ってもうちょっと若かったような。最近は段々鏡をみる数も減って現在の顔がどうなっているのか忘れがちなのですがひょいと予期しない時に自分の顔が出てくると「あなた 誰」って思いたくなる。もしこの駐車場で私の両親が向こうから歩いて来たら両親とは7年振りで会うことになります。ここをすれ違ったら両親は私に気がつくのでしょうか。あれから7年歳をとった娘が直ぐ分かるのでしょうか。私がいつも思い出すのは78歳くらいの父と73歳くらいの母。未だ病気で寝込む前のまぁまぁ元気な頃の二人です。その二人が向こうからなにやら楽しそうに話しながら歩いて来たような気がしました。買い物籠をぶら下げて。二人とも私の顔を見ているのに「どこかで」というような顔をしています。でもいくら歳をとっても自分の子供はわかるのでしょう。二人から出た言葉は聞こえませんでしたが懐かしそうで嬉しそうで悲しそうでした。両親が私の歳の時は今の私よりもっともっと元気でアメリカの孫達に会いにきていました。英語のクラスで知り合った台湾人のお友達大勢とカラオケパーティをしたりお食事会に出かけたリ毎日毎日が楽しそうにしていました。忙しくて大変だった商売も落ち着き人生で最高に楽しい時期だったのでしょう。今両親と会ったらどんな会話をするのでしょうか。「Chiblitsちゃん、今が一番良い時期だよ。今はもう2度と来ないんだよ。毎日楽しいことを考えて生きなさい。」と言ったような気がしました。
今日もご訪問有難うございました。今週末は又用事で忙しいので今日はコメント欄を閉じさせていただきます。 すみません。
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