サッカー日本代表決勝トーナメント進出おめでとう!昨日は昼前から家に帰って観戦した甲斐がありました。往復含めて2時間半くらいの昼休みを取ってしまいましたが(^^;)、そんなふうにフレキシブルに働けるがいいところ。ツイッターで、haruhicomさんが紹介してくださっていた岡田監督の口演(をもとに起こした記事)がすごくいいです。去年の12月に母校の早稲田大学で行ったもので、話は98年フランス大会のあたりから始まりますが、今回の代表監督就任後、あれこれメディアの批判にさらされる中でそんな風に考えて監督業をされていたのですねというあたりをかなり詳しく話してくださっています。監督就任に関しては僕は実を言うと、そのオファーをもらった瞬間に「やる」と決めていたんです。これ、理由は本当に分からないです。自分の腹の底から、「これを絶対俺はやらないといけない。逃げちゃダメだ。これにチャレンジしないといけない」とふつふつと沸いてきたんですね。ちょっとおちゃめにすぐに「やる」と言うと軽いでしょ、ちょっと(笑)。「分かった、ちょっと考える」と言って、2~3日して返事をしたのですが、家族もまさか僕がやるとは思っていなかった。監督は無心に、そして無私に決断できるようにならなければならないと言います。しかしそれば簡単ではない。手っ取り早く無心になる方法が1つだけあるんです。何かといったら、どん底を経験するんです。経営者でも「倒産や投獄、闘病や戦争を経験した経営者は強い」とよく言われるのですが、どん底に行った時に人間というのは「ポーンとスイッチが入る」という言い方をします。(中略)ところが、こんな便利で快適で安全な、のほほんとした社会で暮らしていると、その遺伝子にスイッチが入らないんです。強さが出てこないんですよね。ところがどん底に行った時に、ポーンとスイッチが入るんですよ。そして日本中から注目されることでこんな苦労が・・・。これはフランス大会予選中のこと。僕はあの時も急に監督になったので、有名になると思っていなかったから電話帳に(住所や電話番号を)載せていたんです。脅迫状や脅迫電話が止まらなかったですよ。家には変な人が来るしね。僕の家は24時間パトカーが守っていて、「子どもは危険なので、学校の送り迎えをしてください」という状況で戦っていました。テレビで僕のことがボロカスに言われているのを子どもが見て泣いていたりとか、家族も本当に大変な経験をしました。僕はジョホールバルから家内に電話して、「もしイランに勝てなかったら、俺たちは日本に住めないと思う」と言いました。冗談じゃなく、その時本気で考えていたんです。「2年くらい海外で住むことになると思うから覚悟していてくれ」と本気で話していました。昨日からツイッターで岡田監督への謝罪発言がたくさん出ているそうですが、試合に勝てないのは犯罪とはまったく違うのに、まるで犯罪者扱いというか、むしろそれ以上の言われようになったりもしますよね。応援はもちろん全力で、でも結果には落ち着いて対処したいものです。そしてこれも叩かれまくったベスト4発言ですが、今の状況で昨年12月のこの記事を読むと本当に感銘を受けます。「本気でチャレンジしてみないか」という問いかけを始めて、最初は3~4人だったのが、どんどん増えてきた。これは見ていれば分かります。本気で目指すということは半端じゃないことです。それを今、やり始めてくれているんです。これがあったからこそのグループリーグの結果だったのかなあと。もちろんベスト4は難しいですし、あと2つは勝てないかも知れない。でも結果はどうあれ、彼がやってきたことは間違っていなかったのだなあと思わされます。もちろん全部サッカーの話ですが、どんな人にとっても示唆に富んだ、貴重なメッセージが満載です。こちらから。さて昨日の夕食は炒め物。材料は前日の残りの豚バラスライスと、残りの白菜、玉ネギ、ニンジン、買ってきたしいたけとモヤシ。最初はタンメンの具みたいなものをイメージしていたのですが、ちょっととろみをつけたくなったのでこんな。さらに半熟目玉焼きをトッピングして、中華風ビビンバご飯抜き(何だそれ、笑)みたいな仕上がりに。5日間ごはんものを含まない夕食だったので、今日は気分を変えて、とはいってもやはり残り物の(笑)冷凍讃岐うどんを冷やしとろろたぬきに。それにキュウリの梅肉和え(ようやくキュウリ終了)、しいたけマヨマスタード焼き、冷凍塩味えだまめ。のりがいっぱいでよく見えませんが、この下にとろろ(これでやまいも終了)と天かすと万能ネギがあります。味付けは無難に濃縮タイプのだしつゆで。わさびを足してぐるぐる混ぜていただきました。キュウリとしいたけはお皿逆がよかったね。

投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2010年6月25日(金) 21:47