リアムが週2日通っている日本語学校で、授業参観があった。盛りだくさんの2時間だった。まず、日本語のテスト。10分間のテストで、子供たちは真剣そのもの。私の丁度前に座っていた男の子、どうしても一つの言葉がわからなくって、何度も書いては消して、書いては消して。。。私は教えてあげたくてもそれはできなくって、念力で送ってみたが私にはそんなパワーはなかった(苦笑)。結局時間切れで、その子はそっと悔し涙。もう可愛くて、抱きしめてあげたいくらい!IMG_5701次は、2班に分かれて音読の発表。最初のグループは車のお話を6人が劇の台詞のように読んだ。次のグループは「うさぎとかめ」の話を3人で読んだ。リアムは「かめ」の役。親には内緒で練習を進めていたようで、子供たちがすらすらと長い文章を読んでいるのに正直言って驚いた。(車好きのリアムがどうして「うさぎとかめ」を選んだのか後で聞くと、「かめ」は遅くても最後に勝ったから「かめ」になりたかったそうだ。)そして、最後は今日メインのお話大会。事前に自分で作文を書いて、それを暗記し、みんなの前で発表するというもの。リアムは春休みに行ったシーワールドのことを作文にした。リアムが自分の言葉で 書いた、彼らしい文章。最初、机の上に立って自分の名前と年齢を言うのだが、そのときに「僕の名前はリアムくんです」と言ってしまい、大爆笑となった。受けを狙ったわけではなく、完全に緊張していたようだ。上がり症は私にそっくりだあ~。普段は日本語より、英語のほうが上手な子供たちがほとんどで、日本語でしかもみんなの前でスピーチをするというのは、かなり大変なこと。でも、どの子も上手にお話ができて、みんなの頑張りに私は素直に感動!その後はお母さんたち持参のおにぎりやサンドイッチでちょっとしたパーティー。そして先生から、折り紙でできた手作りの「メダル」を頂いた。こうやって、子供たちは自信をつけながら成長していくんだなぁ。子供たちのがんばっている姿、きらきらした目がとても印象的だった。私にとっても今日は忘れられない日となりそうだ。

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2010年6月1日(火) 17:37