先週のことになりますが、フリーウェイ85 South から280 South へ合流するところで、カープールレーンの路面に大きな穴があり、それは私のシビックのタイヤ幅より広かったようで、左前輪が思い切りはまってしまいました。時速65マイル(104km)くらいで走っていたので一瞬のことなのですが、ダン!というものすごい衝撃でした。幸いパンクはしなくてそのまま走れたのですが、どうも様子がおかしい。後でよく見ると、何とホイールが変形しているではないですか!ということはぶつかった瞬間、タイヤも思い切りへこんだはずですが、よくパンクしなかったものです。考えてみればほっとくと他の車も同じ目に遭う可能性大ですから、報告しようと思い立ちました。こちらは携帯から911(日本の110番と119番を合わせたものです)するとCHP(カリフォルニアハイウェイパトロール)につながるので、思い立って電話して、穴があることを報告しました。ついでに文句も言おうと思っていたのですが、オペレーターから矢継ぎ早に場所、向き、車線、どちら側のタイヤか、名前、電話、などをてきぱきと聞かれ、すぐに確認します、ありがとう!と終了されてしまいました(^^;)。今週始めに早速修理に出して、幸い1日で済んだのですが、該当ホイールはもちろん、タイヤもダメージを受けていたとのことで前輪両方交換。それからサスペンションまわりのアライメントなどなどで700ドル近くかかりました。まあそのへんのボディーショップではなくではなくホンダディーラーに持っていったせいでもありますが。ちなみに日本語で言うところのホイールは、英語ではリム(rim)と言うようです。州が管理するフリーウェイに穴があって、そのせいで起こったことなので、州に訴えたら賠償してくれるのかな~なんて漠然と思っていたのですが、会社で同僚に話したら、その前にまず保険会社に相談してみろとのこと。言われてみればそれもそうかと思い、いつものブローカーさんに相談したところ、びしゃっとそれはダメですと。もちろんある程度はカバーも可能だけど、これは自損事故という扱いになり、その後3年間に渡って保険料が数100ドル上がりますよと。さらにその昔、ある弁護士が同じようなことになって、州に対して損害賠償を求める訴訟を起こしたこたがあったのだけど、訴訟のプロである弁護士でさえ敗訴したのだとか。残念ながらこのケースは、当事者が泣き寝入りする場合がほとんどとのことです。でもその後同じ場所を通った家族から、その穴が埋め立てられているらしいとの報告を受け、少しは交通安全に貢献したかと思うと、まあよかったかな。

投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2010年3月5日(金) 23:22