近所が山火事です。Lockheed Fireという名前がつけられ、毎日全国放送で報道されています。サンタクルーズから北に15Kmほどのボニー・ドゥーンBonny Doonというところで、ちょうど一週間前の水曜日夜半に山火事が発生、現在65%ほど消火が進んでいますが、いまだに燃え続けています。(関連記事)ボニー・ドゥーン、そしてさらに小さなスワントンSwantonという集落では2400人ほどが強制避難の対象になり、5日目にしてようやく部分的に帰宅が許されるようになった状態です。毎日遠方から応援で来る消防車の隊列を見ます。唯一の通り道であるHW1沿いにはThank You Firefighters! 消防士さんありがとう!のプラカードがところどころにたっています。特に雨が少なかった去年に比べ、今年の山火事の頻度は確かに少なめではあるのですが、今回は私がカリフォルニアに引越してから、一番近所で発生した山火事であり、実際にうちの車が灰まみれになり、毎日空気が煙って、目や喉に痛みを感じてみると、その重大さが身近に感じられます。山火事は雷雨によって引き起こされたりもするので、必ず人為的に引き起こされるわけではないのですが、「運転中に吸殻を捨てて山火事を引き起こした」かどで女性が逮捕された、とか南カリフォルニアでは山中の「違法のマリファナ栽培&精製工場が料理中に火事を起こした」などというニュースも耳にします。Lockheed fireの原因はまだ不明、明らかになるかどうかもわかりません。ただ温暖化が進む中、ただでさえ予算不足のカリフォルニアにとって、山火事との闘いが大きな負担になり続けるであろうことは間違いありません。
投稿者: みーぽんのカリフォルニアで社会科 投稿日時: 2009年8月19日(水) 15:16- 参照(229)
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