今日は結婚記念日。ということで、我が家に一年に一度の行事がやってきた。それは結婚式のビデオを見ることである。毎年一回、結婚記念日に挙式のビデオを見て、二人の出発点を再確認し、今後も一緒に頑張ろうと意志を確認しあう行事。我が家はこれを欠かさずにやってきた。ビデオを見るのは今年で6回目になる。6年も前の自分を見るのは正直恥ずかしい。妻は、「あの頃は○○は痩せてたねー」とか横できゃあきゃあ言っている。僕は実際にはあれから2-3Kgしか太っていないのだから、そんなに変わっていないはずだが、そう言われればほっぺの辺りがちょっとふっくらしたのかもしれない。僕たちの挙式はレストランでの人前式だった。文字通り人の前で行う挙式であり、慣習に一切しばられず、自分達で式次第を決め、自分達の結婚に対する決意や周囲の方々への感謝の思いを伝える意味で選んだ挙式だった。一つ一つが手作りの結婚式だった。各テーブルの座席に席順の名札をたてる際も、印刷されたものでは感謝の思いが伝わらないということで、妻のアイディアでUNICEFのポストカードにそれぞれの名前を記載し、一言二言手書きのメッセージを書くといった徹底振りだった。そして妻のアイディアで、「誓いの言葉」を述べてみてはどうか、ということになった。二人の決意を、挙式に立ち会ってくださった皆様の前で、「誓い」として述べる。これを一生忘れずに貫くことを誓うのである。こうして「誓いの言葉」が生まれた。●新郎:「私は、○○さんと結婚するにあたり、幸せな家庭を築き、互いに思いやりを持ち、信頼しあい、尊敬できる仲であり続け、いかなる喜び悲しみも分かち合い、二人で力を合わせて立ちはだかる困難に立ち向かい、そしていかなることがあろうとも、○○さんを守り抜くことを皆様に誓います」●新婦:「私は、永遠の愛をもって○○さんを愛し続け、一番の理解者であるよう努力することを皆様に誓います」6年前にたてた二人の誓い。今後永遠に続くであろう、この「誓いの言葉」。毎年Refreshして、誓いを守れているか、確認していきたいと思う。* * * * * ということで、結婚7年目に突入し、二人でワインで乾杯。尚、結婚式はフレンチの鉄人・坂井シェフのレストランである「ラ・ロシェル」で挙げたことにちなみ、ワインもサンノゼの「ラ・ロシェル・ワイナリー」のPinot Noirを用意。来年もお互いに幸せでいますように!

投稿者: シリコンバレー発 脱藩組の挑戦 投稿日時: 2005年7月31日(日) 11:22